コタツdeみかん~ぽかぽかウィンターライフのススメ~

ひとつのコタツを家族みんなで囲む。コタツってみんなを幸せにしてくれるイメージがありませんか?

 

コタツはキケン!?

今まで散々コタツに対する熱い想いを語って来ましたが、コタツを愛する私としては注意して欲しい点もしっかり抑えておいて欲しいと思います。従って少しだけですがコタツの危険性も一緒に見ていきましょう。

まず、コタツにいるとどうなるか。眠くなってきますよね。このウトウトした感じがとても幸福感をもたらしてくれます。しかし、ここで「ちょっとだけ……」と言って深い眠りについてしまったら最後。

風邪をひきます。下半身しか温まりませんし、体温調整も難しくなります。起きている時は、お茶でも飲めば問題無いですが、眠ってしまうと身体の水分も奪われても水分補給が出来ないので注意が必要です。ノドがカラカラの状態になるとウィルスに感染しやすくなります。

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ずっとコタツに入っていたら熱くなってきますし、身体にかかる負荷も大きくなってきます。しかも寝返りが出来ないので身体が休まりません。赤ちゃんやご高齢の方は、自分で寝返りが出来ない場合、誰かに手伝って貰いますよね。寝返りというのは、寝相が悪いみたいで情けないイメージを持っているかもしれませんが、とても大切なことなのです。

風邪。低温やけど、便秘、そして死……。大げさに聞こえるかも知れませんがコタツは軽視すると案外恐ろしい存在でもあります。くれぐれもコタツで寝るのは控えて下さいね。本格的に眠い時は、やっぱり布団がいちばんです。もうしばらく寒い日が続きますが、心身ともにポカポカと過ごして下さいね。

 

コタツといえば、みかん!

コタツのお供に最適なみかん。甘くてとっても美味しいですよね。ついつい、食べ過ぎてしまいます。でも、みかん1個のカロリーはショートケーキの10分の1程度だそうです。果物にはビタミンやミネラルなど、たくさんの栄養素が含まれていますが、カロリーはとても少ないです。また、水分が多く量もかさばるので、お腹にたまりやすいですが、重さや大きさに対してカロリーはっても低いです。

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コタツは熱で身体の水分を奪うので、その対策としてもみかんはおススメです。

 

みかんを食べると手が黄色くなるのは!?

みかんをたくさん食べて手が黄色くなった事ありますか。皮をむいたりして指が黄色くなる場もあるのですが、その事ではありません。手を洗っても黄色いのです。

これは『柑皮症』という症状です。みかんの色素、カロテノイドにより身体の内側から黄変したため生じる症状です。カロテノイドは血液中に入ると脂肪酸とくっつき、最終的には脂肪細胞に溜まる性質があります。みかんを食べる量が少なくても、脂肪にたまりやすいため、食べれば食べるほど色素が溜まりやすくなります。

柑皮症はみかん(柑橘類)だけでなく、トマトや人参でもたくさん食べたら出てくる症状だそうです。柑皮症は一時的な症状で害はありません。食べる量を減らせば自然と元に戻るのでご安心ください。もちろん、全員がなるわけではありませんので、あまり気にしなくても大丈夫です。

ちなみに、このカロテノイドはストレスの温和や免疫力の向上に効果的なビタミンCが豊富に含まれているそうです。そうです、美容と健康にも効果的なのです!

コタツの上にはスナック菓子やおせんべいも常備されているかもしれませんが、それらの誘惑に負けず、ぜひみかんを食べてくださいね。

 

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