肉食女子に朗報! お肉は美容と健康の強い味方!

私達の身体の6割から7割は水分から出来ていて、残りの約2割はたんぱく質から出来ています。たんぱく質は3大栄養素の一つで、私達の身体にとって大切な栄養素です。

お肉は女性の天敵!?

もうすぐクリスマスですね。どうりで寒いわけです。クリスマスといえば、大きなチキン! と思い浮かぶのは私だけでしょうか。クリスマスのプレゼントも楽しみではありますが、やはり『花より団子』ではありませんが、いつもより豪華なご馳走を食べるのも楽しみの一つですよね!

ご馳走といえばお肉を思い浮かべるかもしれません。もちろん、豪華なお刺身の船盛やお寿司も美味しそうで捨てがたいですが、やはり焼肉やすき焼き、ステーキなどの肉料理が思い浮かぶ方も多いのではと思います。

お肉が大好きという方、きっと多いですよね。私もお肉大好きです。でも、大好きなお肉に対してネガティブな考えもしていませんか!?

お肉って、ダイエットや美容、生活習慣病や健康を気にする時に目の敵にしがちです。何となく、お肉を食べるより野菜や果物、お魚を食べた方が美容と健康にも良いし、綺麗になれるのではないかというイメージがある方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん、食べ過ぎたら太ったり、肌が荒れたり、病気になったりと何らかの影響は出るかもしれませんが、お肉を全く食べないというのも問題です。あくまでもバランスが大切なので、心配しながら食べていては、せっかくの美味しいお肉が勿体ないです。

今回はお肉が美容と健康にもたらす効果についてお話しようと思います。

 

たんぱく質が豊富

私達の身体の6割から7割は水分から出来ていて、残りの約2割はたんぱく質から出来ています。たんぱく質は3大栄養素の一つで、私達の身体にとって大切な栄養素です。

たんぱく質をギリシア語で「プロテイン」(第一という意味)と言うそうです。たんぱく質は「第一」と言われる程、生命を維持する上で必要不可欠な栄養素なのです。

たんぱく質は20種類のアミノ酸が鎖状に繋がった化合物です。たんぱく質を構成するアミノ酸には、脳の働きや記憶力、集中力を高め、精神を安定させる作用があります。また、体力を増強してくれるので、風邪をひきにくくなります。他にも二日酔いの予防やシミやシワを防ぐという美肌効果もあります。

動物性たんぱく質は、これらのアミノ酸を特に多く含んでいますので、極端にお肉の摂取量が減ると、身体にとって必要な大切なアミノ酸を摂ることが出来ず、心身に様々な不調が生じるようになります。お肉は、適切な分量を心掛けさえすれば、私達の美容と健康をサポートしてくれる強い味方になってくれます。

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お肉によって異なる栄養

たんぱく質と鉄分の王様は牛さん!
牛肉には良質なたんぱく質と鉄分が豊富に含まれています。特に赤身のお肉には、ヘム鉄やビタミンB12が多く含まれています。亜鉛も多く含まれているので、成長促進、風邪や貧血の予防、味覚障害の改善などの効果も期待できます。

ビタミンBを摂るなら豚さん!
ビタミンB1、ビタミンB2の多さは豚肉が最高です。疲労やストレスを和らげるだけでなく、風邪の予防にも効果的です。更に、コレステロールを下げる効果のあるオレイン酸やステアリン酸、身体の神経や皮膚を健康に保つナイアシンも豊富に含まれています。

コラーゲンとビタミンAを摂るなら鶏さん!
アミノ酸のバランスが良く、カルシウムの吸収や皮膚の保水性を良くするコラーゲンも豊富に含まれています。ビタミンAも豊富に含まれているので、美肌を保つだけでなく、がんの予防にも効果的です。

 

美容と健康に効果的なお肉の食べ方

お肉が美容と健康に効果的とは言っても、やはりお肉の脂肪が気になりますよね。動物性たんぱく質には飽和脂肪酸やコレステロールが多く含まれていますので、メタボやコレステロールが気になる方やなどは注意が必要です。(気になる方は専門家にご相談ください。)

お肉の脂を控えたい時は煮物や蒸し料理にすれば余分な脂肪を落とす事が出来るので、とてもヘルシーにお肉を食べられます。煮ることで40%、蒸すことで60%もエネルギーを減らせるそうです。
また、脂身の多い部位を控えることで、脂質の取り過ぎを防げます。例えば、豚肉の場合、バラ肉はヒレ肉の18倍もの脂質を含んでいます。同じお肉でも注意して選んでみてください。

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年末年始は食べ祭り!?

年末年始にかけて、クリスマス、大みそか、お正月とあっという間に過ぎていきます。その合間に忘年会やらクリスマス会やらで、家族で楽しんだり、お友達や親せきと集まったりする時って、何かと食べる事が増えますよね。お肉を食べる機会も多いかもしれません。

お肉が美容と健康に良いとは言え、やはり、この時期は食べ過ぎが気になりますが、この時期の楽しみを思う存分、満喫しちゃいましょう! だって、場の雰囲気を乱してまで、自分だけダイエットしようとも思えませんよね!

「あ~太っちゃう……」とか、「食べても大丈夫かな……」とか、ネガティブな事を考えながら食事したら、余計太りやすくなります。ネガティブな事を考えるより、ポジティブに楽しんで、12月を楽しみましょう!