神社の神様が喜ぶ、参拝者のファッションとは?~神様方は意外とファッションをチェックしている~

参拝者

私はこの約3年間で数多くの神社へ足を運び、神様方からたくさんのお話を伺ってきました。
主なお話の内容は、神様方の参拝者に対するご希望についてでした。

そうした中で、神社の神様方が、どのような服装での参拝を望んでいるかということが、次第に見えてきたのです。

そのお話を、ざっくりとまとめてお伝えしたいと思います。
ただし、神社によってはこれに当てはまらない場合もあると思いますので、その点はご容赦ください。

 

神様方は服の材質にはこだわらない

神様方は、少し離れた位置から参拝者を見守っていて、若干わかりにくいこともあり、服の材質についてはほとんどこだわりを持っていないようです。

シルクやカシミアなどの材質の良い服は値段が高く、木綿やポリエステルなどの服は比較的安く買えますね。

しかし、神様方は人間と違い、「高価な服だから良い」という価値観を持っていません。
ましてや「有名なブランドの服だから良い」という価値観は、まったくありません。

 

神様方は参拝者の服の「色」に注目している

では服の材質ではなく、何にこだわっているのでしょうか。

神様方が参拝者の服装で最もこだわっていたのが、「色」についてでした。
神様方がよくおっしゃっていたのが、「立派な服ではなく、明るい色の服を着てくるように」という内容だったのです。

どれだけ高価なスーツなどであっても、紺色や黒色の暗い色は、あまり喜ばれない……ということになります。
そして、例え1000円で買えるような安い服であっても、色が明るい方が良いのです。

何故かというと、多くの参拝者が明るい色の服を着用することにより、境内の雰囲気が明るく華やかになるためです。

着ている服やメイクの色によって、人に与えるイメージが変わったり、明るい色の服を着ているだけで、気持ちが明るくなったりしますね。
色はそれだけ、周りに特有のオーラを放ち、エネルギー状態にも影響を与えるのです。

参拝者

色の好みは神様方によって若干変わりますが、最も多かったのは「ピンク色」、次いで「赤色」でした。特に女神様は、この2色を好まれるようです。

また「ピンク色や黄緑色など、桜のような春をイメージさせる色」とおっしゃる女神様もいらっしゃいました。
神様方は、境内に春が訪れることを心待ちにされていることからも、明るい花をイメージさせる色は、人気があるようです。

そして、最も光をイメージさせる色である「白色」、爽やかな「水色」も、お勧めの色であるといえるでしょう。
それ以外には、「多くの色が混ざっている華やかな服装」を求める神様もいらっしゃいました。

参拝者

 

表から見える服の色が最も重要

寒い時期になると上にコートを羽織りますから、せっかく中にきれいな色の服を着ていても、見えなくなってしまいます。
外から見える色が重要になるため、残念ながらそれでは良い効果がありません。
その場合は、明るい色のコートを選びましょう。

外から見えない下着の色については、特に気にする必要はないようです。
神様方からも下着までは見えませんし、その色が境内に影響を与えることもありません。
ただしこだわるのであれば、やはり白色などの明るい色を選びましょう。
清潔なものが良いということは、いうまでもありません。

 

結局は、敬意があるかどうかが大切

このように、多くの神様方からお話を伺った結果、参拝時の服装は「色が最重要」であることがわかりました。
それ以外にも、ジーパンやサンダルなどラフすぎる格好はNGであるということは、一般的にいわれていることと変わりありません。

要するに、神様とお会いすることに対する敬意があるかどうか……ということが大切なのです。

神様方は、意外としっかり参拝者のファッションをチェックされています。
どうせ見えない存在だから……などと思わず、大切な人に会いに行くような気持ちで、参拝時のファッションを選んでみてくださいね。

 

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