伊勢神宮の神様が求める、「人としての理想的な生き方」とは?

日本神話の主神である天照大御神を祀ることで有名な、伊勢神宮。
スピリチュアルに関心のある多くの人が、1度は参拝したことがあるでしょう。

私自身も、御札を買い替えることを目的に、年に1度のペースで参拝しています。

今年の2月末の早朝に伊勢神宮に参拝し、内宮の神様から、さまざまなメッセージをいただくことができました。
内宮の中の、主要な参拝場所である「皇大神宮(正宮)」と、天照大御神の荒御魂(あらみたま)を祀っている「荒祭宮」の2か所で、メッセージをいただきました。

 

内宮の神様は、他の神様に比べても厳しさがある

皇大神宮では、古代日本女性をイメージさせるお姿の女神様が、そして荒祭宮では、長い黒髪で白いドレスを着たお姿の女神様が、お相手をしてくださいました。

私はここ数年間で、色々な神社仏閣の神様・仏様からたくさんのメッセージを賜り、それをブログ上で公開し続けています。
他の神様からのお言葉に比べて感じられたことは、伊勢神宮の神様のお言葉には、厳しさがあるな……ということです。
他の神様も、決して参拝者に対して甘いことをおっしゃる訳ではありません。
しかし、それに比べても、内宮の神様は、人の生き方に対して厳しい視点を持たれているな……と感じたのです。

 

内宮の神様が、おっしゃっていたこと

神様のお二方とも、まずは最近の私の生き方に対するお説教から始まりました。
私は長らく、日々たくさんの仕事をこなす、仕事人生を歩んできました。
しかし今年は、もっと「楽しむこと」に力を入れたいと感じて、できるだけ多くの人と会い、楽しく過ごすことにエネルギーを注いでいたのです。
それは、私にとっては珍しいチャレンジでもありました。

しかし、私の密かな頑張りとは裏腹に、内宮の神様は、そのことに対して「くだらない生き方をしている」という意味のことをおっしゃったのです。

要点をまとめてみると、内宮の神様は、人の生き方に対して、以下のようなことをおっしゃっていました。

●遊んで過ごすよりも、社会に役立つことが大事である(両方が必要ではあるが)。
●たくさんの人と会っても、そこに愛情と感謝、感動がなければ、まったく意味がない。
●歯を食いしばって生きる姿勢を、忘れないこと。
●複数のことを色々こなすより、ひとつの物事に集中した方がよい。
●自分自身が熱中できて、社会に役立つことを行うのがベストである。
●日夜仕事に励み、エネルギッシュに頑張っている人にだけ、パワーを与えている。

ざっくりとまとめると、「愛情と感謝、感動の心を持ちながら、大事な物事だけに集中して、毎日社会(家族)のために、一生懸命頑張る生き方」……。
内宮の神様にとって、そのような生き方をしている人間が、人として理想的である……と、お考えになっていることが分かりました。

 

最近のスピリチュアル的人生観と比べてみると

特に若い世代を中心にして、昨今は汗水たらして何かを頑張ることは、あまり良くないことだ……と考えられていると感じます。
特に、最近のスピリチュアルの世界では、「苦しさを感じることを極力避け、自分自身を楽しませてあげることが大事である」という考え方が、主流になっているのではないかと思います。
そうしたことは、決して間違いではないのでしょう。
内宮の神様も、苦しめばいいとおっしゃっている訳ではありません。
たくさん何かをするのではなく、「感謝されることをしなさい」とおっしゃっているのです。

それでも、そうした最近よく見聞きする「自分自身に徹底的に優しくする」という人生観と、伊勢神宮内宮の神様との人生観には、大きな差があるな……と感じられた、今回の伊勢神宮参拝だったのでした。

いただいたメッセージを通して、伊勢神宮の内宮では、日夜社会のために頑張っている人間の願い事を、優先的に叶えていることが分かりました。
やはり神様は、頑張っている人がお好きなようです。
伊勢神宮で願い事を叶えて欲しいと思われるのであれば、そうした人間が優遇される……ということを、覚えておくといいでしょう。

 

☆彡 藤森緑先生、監修のオリジナル・タロットデッキ
「バード・シルエット・タロット」大好評発売中!
詳細はこちら⇒https://www.trinitynavi.com/products/detail.php?product_id=2229

 

《藤森緑(ふじもり みどり) さんの記事一覧はコチラ》
https://www.el-aura.com/writer/fujimido/?c=169420