出生順でまといやすい「仮面」タイプ~インナーチャイルドからワンダーチャイルドへ

インナーチャイルドとは、誰もが大なり小なり抱えている、幼少期から傷ついたままになっている小さな子ども心です。

あるがまま、ありのままの感情表現を無視されたり、抑圧されたり、否定されることで、それは大人になってからも性格形成や感情表現の抑圧、葛藤、生きづらさにつながることがあります。

私自身、どうしたら人って幸せになれるのかな?
絶対的な、真理というものがあるはず。それに出逢ってみたい——。
そう憧れていた10代の頃の私は心身共に絶不調でした。

16歳で過食症になり、17歳でアロマテラピーや心理学、スピリチュアル、ヒーリング、様々な探求を経て……、わたしが辿ってきた道の意味が、少しずつ、少しずつ自分で理解できるように、自覚が生まれました。

ピンチをチャンスに、どんな逆境やネガティブも光に統合にできることを発見。そのプロセスを効果的に、目覚めのスピリチュアルアロマ・アロマエンライトメント®メソッドをマッチングさせた「インナーチャイルドヒーラー養成講座」を、2013年からさせていただくようになりました。

人間は、幼少期に無条件の愛がたっぷり補給されていなかったり、満たされていない環境で、個人が育成されると、愛されるための「条件付け」や「闘争心」、「損得勘定」が、偏って、根付くので、「愛情」に関する関係性である、恋愛、パートナーシップ、家族関係、友人関係など、「気持ち」に近いフィールドにふれている存在たちとのコミュニケーションに、何らかの問題が発生しやすい、複雑さを生み出す傾向があります。

それは、愛されるための条件設定に、自らの思考や感情、マインドが支配されている時は、
まったく気づかないかもしれません。

けれども、「虚しさ」「虚無感」が出てきた時、自然と力みや「自我」の力が緩むタイミングです。それは、今まで生きるために愛されるためにまとってきた殻を脱ぐチャンスです。

インナーチャイルドでよく出てくる、
「ペルソナ(仮面」」「境界線」(時間や他者を分ける線)などのキーワード。

実は、出生順でもまといやすい「生き抜き方」「ペルソナの仮面のまとい方」というものがあり、
人間関係や、気づきのための失敗というよりも、悪循環から失敗しやすい傾向が生まれることがあります。

私たちが、この地球上で、共通して与えられているテーマがあります。
生活環境、宗教、信念、環境、文化……様々な違いがあっても、生まれてから自分が地球で生きてゆくために必要な「愛」を得るために、「愛」を知るために、どうしたらこの理想とかけ離れた世界を、「愛の理想」に統合してゆけるのか——。
神様がそれぞれに、「愛」に目覚めさせるために与えたチャレンジとギフトは様々なバリエーションがあります。「自分を愛し、人を愛する」ために、そのハーモニーや恩恵が地球の発展、繁栄への気づきとかけがえのない知恵になります。

だからこそ、時に一番近くて、一番遠い存在として誰かの中にそれを見つけたり。

自分の「ねばならない」という観念に支配された自分ではなくて
もっと自由でクリエイティブな感性が生きたところで「あなたらしく、わたしらしく、愛し愛されてよいのだよ」という気づきが生まれたり。

今まで、憎しみや、見てきた闇が、自分の人生を輝かせるために最大のチャンスや扉になっていること、経験や知恵というギフトであったりします。

私たち、表裏一体のたくさんのテーマとチャレンジ、ギフトを持ち合わせているのですよね。

それは、何気ない日常の中で、時に様々なドラマが織りなす中で、
たくさんの宇宙からの愛のメッセ―ジ、問題提起と気づきを与えてもらっています。