どの世界にも通じる言葉~『数こそ質なり~「人の10倍の手術数」の心臓外科医が実践するプロの極意』

脳外科手術のプロはいかにしてプロになったか

『情熱大陸』(MBS)出演」、「『天皇陛下の執刀医』天野篤医師の右腕として活躍、そして「ローソン会長・新浪剛史の実弟」として話題になった、心臓外科医・新浪博士(にいなみ・ひろし)さんの仕事の流儀が、自伝的書籍『数こそ質なり~「人の10倍の手術数」の心臓外科医が実践するプロの極意』で公開されました!

心臓外科の名門である東京女子医科大学附属日本心臓血圧研究所(現:東京女子医科大学病院心臓病センター)で学び、アメリカやオーストラリアでの留学を経て、順天堂大学で「天皇陛下の執刀医」である天野篤医師のもとで助教授(准教授)として活躍した新浪医師。現在は埼玉医科大学国際医療センターで診療科長として活躍されています。

新浪医師は平均的な心臓外科医が年間30例前後の手術を行うのに対し、年間300例以上の手術を行う、まさに心臓外科のスペシャリスト。

外科医を「職人」と考え、「手術は生活の一部」と考え、「生活の8割は心臓外科医」と言い切る新浪医師。そして、手術の経験を積むことが技術の向上につながるということ、すなわち「数こそ質なり」という哲学があります。
また、実兄は株式会社ローソン会長の新浪剛史氏であり、ご両親の教えや二人に通ずる「勤勉」の遺伝子があるとも言います。

そんな新浪医師の生き方や仕事の流儀をまとめた一冊です。
あらゆる分野でプロフェッショナルを目指す人、必見です!

<本書の収録内容>
・外科医とは職人である
・毎日のように手術をしなければ技術レベルは保てない
・病院の信頼は、「患者の信頼」の積み重ねでしかない
・極めるには極めるだけの環境が必要
・経験は感覚に昇華する
・父から受け継いだ「新浪家のDNA」

<新浪博士(にいなみ・ひろし)さんプロフィール>
埼玉医科大学国際医療センター心臓血管外科教授、診療科長。
1962年生まれ。群馬大学医学部卒業後、東京女子医科大学大学院修了。アメリカ・ウェインステート大学、オーストラリア・アルフレッドホスピタル、ロイヤルノースショアホスピタルなどに留学。帰国後、東京女子医科大学附属第二病院(現・東医療センター)心臓血管外科講師、助教授を経て、順天堂大学において「天皇陛下の執刀医」として知られる天野篤医師の下で、助教授として心臓手術に従事する。2007年より現職。
埼玉医科大学国際医療センターの心臓外科を、開院時の医師4人、手術数100例ほどの状態から、成人心臓外科手術数529例(2013年度)を担当するまでに躍進させる。また、自身も年間300例以上の手術を執刀し、平日は毎日病院に泊まる生活を送っている。
虚血性心疾患のオフポンプバイパス術の権威であり、弁膜症の弁形成術や心房細動に対するメイズ手術の経験も豊富であり、低侵襲治療に積極的に取り組んでいる。また、日本初の20歳未満の患者への人工心臓手術など、患者を救うために常に新しい試みを行っている。「情熱大陸」(MBS)、「ファミリーヒストリー」(NHK)、『手術数でわかるいい病院 2014』(朝日新聞出版)、「週刊文春」(文藝春秋)など、メディアにも多数出演・紹介されている。著書は本書が初めてとなる。

著 者:新浪 博士(にいなみ・ひろし)
定 価:本体1400円+税
ページ数:208ページ
判 型:四六判・1色刷
初版発行:2014/3/31
株式会社KADOKAWA