聖なる癒し物語①からだと心を繋ぐもの~今を生きるあなたの存在そのものを感じる

聖なる癒し物語 Part.1
木漏れ日

“聖なる癒し物語”をシェアしましょう

はじめまして。アティーナ洋子.です。ボディワーク、アロマを通じてからだと心とスピリットを繋ぐことを探求しています。

私のヒーリングサロンにお越しくださったお客様おひとりおひとりの癒しのプロセスに寄り添わせていただき、“共に在る”ことで日々たくさんの喜びを発見しています。その癒しのプロセスの中に内側にある聖なる光が輝き、聖なる癒しが起こる瞬間を目の当たりにすることがあります。聖なる癒しはそれぞれの美しい物語のようです。この場をお借りしまして“聖なる癒し物語”をシェアしていけたらいいなぁと思います。

今日は、からだと心を繋ぐツールのひとつ “触れること”について書いてみたいと思います。

からだを感じる力を研ぎ澄ませる

「からだの声を聴きましょう」という言葉を耳にされたことがあるのではないかと思います。

「自分のからだが、今、自分に対してどんなメッセージを送っているのかをしっかりと感じ取ってみてください。」と言いますと、
「どうしたら聴こえるのかわからない。」とか「それは誰にでもできるのですか?」「瞑想をするのですか?」とおっしゃる方がいらっしゃいます。

静かな時間の中でそっと目を閉じて、自分のからだのひとつひとつの部位が今どんな感覚でいるのかをしっかり感じてみてください。心地悪い部分も心地よい部分も、その両方を深く味わっていきます。

ステップ1

まずはからだのどこがどんな風になっているか?感覚に意識を集中してみます。
例えば、重い、だるい、痛い、凝っている、詰まっている、冷たい……
軽い、スッキリしている、心地よい、いい感じ、温かい……

ステップ2

それが出来たら、さらにもっと微細なところまで感じていきます。
例えば、細かなバイブレーション、エネルギー……

今日はここを感じてみようと思うところを選んで意識を集中してみるのも面白いですよ。例えば、今私の左足の親指はどんな感じがしているのかな?表面は?内側は?とか。

普段意識を向けたことがないところに、思わぬ発見があったりします。
ふ~ん、私のからだってこんなことを感じていたのね!って。
こうしてまずは自分自身を感じる力を研ぎ澄ませていきましょう。
からだを感じる力は、豊かな心を育むためにとても大切な力となります。

空と手

優しくそっとからだに触れてみる

次に目を閉じたまま気になるところを優しくそっと触れてみる。触れたところだけでなく、自分の中に起きる感覚をからだ全体で感じ取ってみます。

その時、皮膚や筋肉に宿る記憶が呼び覚まされる場合があります。それは、生まれてからこれまでに記憶された感情、あるいは過去世から持ってきたものであるかもしれません。皮膚や筋肉の中に閉じ込められていた感情が解放される準備ができたよ、というサインが送られた瞬間です。気づきを得た状態ですね。

そうしたら、それを深く味わってみることが大切です。
ネガティブなことを感じる場合は、時には苦痛を伴うこともあるでしょう。それは、そのことに対してジャッジしているから。
ジャッジをしないでね。ネガティブなものは悪いこと、という判断をして自分を責めることはもうやめます。
ただただ、じっと観ているだけ……それでいいのです。

温かな手のぬくもりでじゎーとそれが解けていくときがやってきます。
自分自身を優しく受け入れ、温かい眼差しで見つめてあげましょう。

自分のからだに対する気づきから
自分の存在に対する認識へと誘われる

すべての癒しは、自分の内側にある自己治癒の力~聖なる魂の本質~が働くことによって起きていきます。触れることにより自ら気づきを得たからだは、本来もっている自然治癒の力で、より良い方向へ向かおうとしていきます。それが結果としてからだの痛みなどの違和感や不調和を変化させていくのです。

自分のからだに対する気づきから自分の存在に対する認識へと誘われていくでしょう。今を生きるあなたの存在そのものを感じるということなのです。

“感じること・触れること”のツールを使いながら、こよなくからだとの対話を続けることで、あなたにとって今必要なことに気づいていき、温かな癒しエネルギーが内側から湧き出して、滞っていたものを浄化して、頑なになっていたものを溶かし、新しい生命の息吹を流し込んでいくでしょう。