TRINITY vol.45 「本気で冷えを治す!」企画連動 読者体験レポート 

11/30発売 TRINITY45号「免疫力」特集。免疫力をアップさせるために重要な「心」「腸」「血」のケア術をご紹介しています。
今回は、そのなかで「血」のケアとしてご紹介した冷え取り術のスピンオフ企画!
誌面でも読者の体験談をご紹介させていただきましたが、それぞれの経過などを詳しくこちらでレポートします!

体温が1度下がると、免疫力が30%ダウンするというほど、冷えは免疫力と深い関係にあります。冷えの原因は血流の悪化。血液は栄養や酸素だけでなく、温度も運んでいるんですね。そして、免疫細胞は白血球のなかに存在し、血液とともに全身を巡ります。また、免疫が活性するのも温度が必要。冷えは、ダイレクトに免疫機能と直結しているのです。
本誌では、そんな冷え症を改善するためのさまざまな療法をご紹介。
基本の生活習慣のほか、2週間でどれくらい冷えが改善するか話題の冷え取り療法に読者の方々にトライしていただきました。体温を計測して経過をみるほか、ナチュロパシー クリニーク大島櫻彩さんのご協力のもと、爪の先から毛細血管の血流状態を体験前後でチェックしました!

【ハーブ療法体験・伊積由香さん】

●ハーブ療法 Before
 

冬になると手、足先が氷のように冷たくなり、寝付けないことも多いという伊積さん。冷えのせいか夜中にトイレに何度も起きることが多く、お友達にもその手の冷たさにびっくりするとか。これまでにも、半身浴やストレッチ、靴下の5本指や4枚重ねにトライしたり、しょうが紅茶を飲まれたりしていたそうです。
大島櫻彩さんは、伊積さんの血流の状態から“白血球と赤血球が少なく貧血気味”であること、“ストレスが多くそれが冷えに繋がっている”“動脈硬化がいくつかある”とカウンセリング。また、毛細血管の測定画面でも血管があまりはっきりと映らず、老廃物が溜まっていることも指摘しました。

伊積さんへのミッション
大島櫻彩さんオリジナルのブレンドハーブ「デトックスティー」を2週間飲む。

▼ハーブティーの入れ方
毎朝2リットルのハーブティーをつくり(煮出すのがベスト、無理な時は熱湯を入れて1日かけて飲む。夜にまとめて飲むのはムクミなどにつながるのでNG。
※大島さんからハーブティーを飲む時のワンポイントアドバイス
ティーバッグでも、リーフでも入れっぱなしで長時間放置してしまうとタンニンが出過ぎぎてしまい便秘になりやすくなるとか。オフィスなどだとついティーバッグを入れっぱなしにしてお茶を飲んでいるという方は気をつけましょう!

●ハーブ療法 After

会社員の伊積さん。毎日2リットルを飲みきることはできませんでしたが、しっかりと2週間毎日ハーブティーを飲み続けました。
便秘体質だという伊積さんですが、飲み始めてから1週間後くらいにスッキリとしたお通じが2日続けてあったそう。大島さんによると、それは「1回目の大きなデトックス」とのこと。冷えも、劇的な変化はなかったけれど、以前に比べて冷えを感じる頻度が減ったそうです。冷えの改善はもちろん、デトックス効果があったことがご本人的にもうれしかったようです。毛細血管画面は前回に比べて、縮れていた血管が少しスッキリしてきて、全体的にも見やすさがアップ。

【毛細血管測定&ハーブ療法監修】
大島櫻彩さん
ナチュロパシー クリニーク代表。アロマを始めとした植物療法、栄養医学、サイマティクス療法などを幅広く行い、体調不良に悩む方々のケアを行っている。
ナチュロパシー クリニーク http://www.foretfond.jp/salon/clinique.htm 

大島櫻彩さんの最新著書
「ナチュラルケアで自分を磨く 38のレッスン」(1,260円 長崎出版)
心も含めた自然療法の薬箱のような一冊。ハーブやフラワーエッセンス、栄養素、瞑想、食事、エクササイズなどさまざまな方法で不調をケアしていくメソッドが書かれています。
覚えておくと、自分にはもちろん大切な人へのケアにも役立ちそう。ただ症状を抑えるだけでなく、症状が治まった時にはもっと元気になっている。そんなナチュラルケアを、日々の生活に取り入れたくなりますよ。ほっこりとしたイラストが添えられているのも心を温かくしてくれます。