金環日食 月の周期は生理周期や出産にも影響します

スーパームーンと5月6日のさそり座の満月は2012年で、一番大きく近く見える「スーパームーン」でした。
人は、月の満ち欠けの状態を知らなくとも、やはり影響を感じているものです。

人間の皮膚のターンオーバーの周期は28日、月の周期の27.32日と近いものになっています。そして、女性の場合は生理の周期も28日が中心の人が多いようです。なんとなく満月に神経が高ぶる、という方も多いようです。

また、出産に関して言えば、新月や満月は、引力の関係からか出産が増えるようで、産婦人科ではその日の出勤スタッフを増やしているところもあるということを聞きました。

このところ忙しい、という方は、夜に月を見上げることすら忘れてしまっている人も多いかもしれません。

そして、今月は大きな天体ショーとしては、2012年5月21日の金環日食があります。これも太陽、月が地球と並ぶので、パワフルな日になりそうです。次に日本で見られるのは、2030年6月1日の金環日食ということなので、18年後とかなり先になるため、ぜひともこの日は朝6時頃から9時頃の間に起こる日食を見ておきたいですね。その際には、しっかりと日食を見るための「日食専用グラス」で見ることをお忘れなく。目を傷めてしまうことのないように、しっかりと準備しておきましょう。サングラスなど他のもので代用しようとするのは、目を傷める危険性があるため、直接見ることも避けた方が良いでしょう。新月でもあるため、この日に向けてデトックスを心がけるのも良いと思いますよ。

普段は、自然の動きを全く感じることを忘れている都会の生活を送っている方には、特にこういった天体ショーで、自分がこの地球に生きている、自然の中にいることを思い出す瞬間を持つことをお勧めしますよ。

月の満ち欠けとそのパワーの使い方に関してはまた別の機会に少しずつ取り上げたいと思います。