自分に厳しくしすぎていませんか? 足に刻まれる過去の記憶

足の裏では「心身を」、足の甲では「過去の記憶」を見てとれるということを簡単にお話してきました。

リフレクソロジーやトウリーディング、その他東洋医学など、それぞれに療法は確立し、提唱している理論等も違っているのですが、足のメッセージを通じて心身のメッセージを汲みとるということは、どの療法でも変わりないのです。

足で観察するサインや部分、方向によっては
心身の状態であったり
元来の気質であったり
過去の記憶であったり
と、特徴的なものを目立ってアピールしてくる部分や見方もあるのですが、これらはその時々で、何処を中心に見ていくか、関わるクライアントもしくは自分の場合でもその目的によって特に着目する場所が変わります。

急性の痛みを訴える場合、足の甲を見るよりも足の裏が大いに参考になります。

仕事のストレスを抱えている場合、指の形や指の大きさ、向きの左右差などを比べてみると答えが見えてくることがあります。
恋愛等でいつも同じパターンで終わってしまう癖があると悩んでいる方は、トウ(足指を甲側で)を見ていくと、刻まれた思考つまりは過去の記憶が何か問題を引き起こしている事が見えてきたりします。
つまりその方の身体の一部の足ですから、全ては繋がっていて、一カ所だけの所見で、決定的な答えを見い出すことは難しく、本当は全ての観察をした上でのアセスメントが望ましい所です。

足の裏の状態からのアセスメントだけで、身体の大きな問題が見えてきた時に、「何故私はこんな状態にまでなってしまうんだろ」うと余計に悩んでしまう方もいらっしゃいます。
職業柄とか、忙しいからと、簡単に片づけてもいいのかもしれませんが、そんな時足の甲側に着眼してみると、過去の記憶や体験、その時の記憶から築いてきたあなたの思考が見えてきます。
「忙しくても頑張る」
「頑張らなくては認めてはもらえない」という思い込みや、
「怠けることは許されない」
目上の人に認めてもらうことがあなたの喜びであり、他人に甘えられないあなたをつくり上げてきた可能性が……。

自分自身も痛いほどわかっている部分であるけれど、記憶がつくり上げてきた思考であるということに気付けたこと、そしてそれが足に刻まれているということ、更には全身に影響が出ているということに驚くばかりです。

でも気付けさえすれば、必ず変化はおこります。
足を大切に、そして丁寧にそのメッセージに目を耳を傾けてみてください。

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