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本物の獣医の選び方~膝蓋骨脱臼の治療とは ~ 愛犬との出逢いは運命の赤い糸で結ばれているvol.3

手術が無事終わり、愛犬は家に帰ってきました。
ただ、ここからが病気の完治への戦いでした。

愛犬も手術した足を気にして、ペロペロと舐めようとしますが、舐めたら傷口から細菌が入ってくるので、「エリザベスカラー」を動物病院からもするように言われていました。
(※エリザベスカラーとは:動物が身体(傷口)を舐めないようにするために装備する襟巻。名前の由来は、16世紀後半イギリス女王・エリザベス1世時代に流行した襟巻。)

ただ、愛犬はエリザベスカラーが大嫌いでした。
これはワンちゃんあるあるで、エリザベスカラーが好きな犬は中々いません。
違和感を感じて、何とか外そうとする犬がほとんどです。
私の愛犬もすごく嫌がり、何とか外そうと一生懸命ぶるぶると頭を振り回していました。

 

●エリザベスカラーを嫌がる場合の解決方法

術後に大事なことは、ストレスを感じさせないことです。
でも、愛犬はとにかくエリザベスカラーにストレスを感じており、ご飯を食べようとしない日々が始まりました。私がいるときは、様子を見ているので、外していましたが、少し目を離すと傷口を舐めようとするので、エリザベスカラーが必要になったりしていました。
どうしよう?? と悩んだ時に、ズボンの洋服が目に入りました。
ただ愛犬は小型犬なので、ネットショップで売られているもので、サイズが合うのかよく分りませんでした。

また、ズボンはズボンでも半ズボンであったりとしたので、実際に洋服をペットショップで試着してみることに決めました。
8件ほど、ペットショップを回りましたが、やはり試着してみると、同じSサイズでも全然長さや丈が違ったりしました。
やっと愛犬にピッタリと合い、傷口も隠れる洋服を見つけて、購入しました。

後日、動物病院で見てもらいましたが、この洋服ならエリザベスカラーを外しても良いと許可がでて、ホッと安心しました。
ですので、手術をする場合は秋冬の方がお勧めです!
夏だと洋服を着ると蒸れてしまったり、また暑くて汗もダラダラとでたりしまったりして、傷口にもよくないので、出来れば涼しい季節にと獣医の先生も言っていました。

 

●手術後の筋肉トレーニング・食事管理は必須

傷口は舐めないようになり、ホッと一安心でしたが、次に大切なのは、術後の筋肉のつけ方です。
足を手術している分、とにかく筋肉をつけることが大切だと先生からも言われていました。
私は、名医の獣医の先生から改めて、犬が健康に過ごすための食事を習いました。

まず、手術に限らずに、犬が健康に過ごす為に大切な食事は、
✔ドックフード ✔ゆでたお肉
これだけで、十分とのことでした。

おやつがたくさん売られていますが、おやつは全くあげる必要がなく、また日本製のおやつは添加物もたくさん入っており、歯石になり、歯周病になりやすいとのことでした。
私がとても驚いたことは、日本のペットフードは、アメリカと比べるとかなり遅れているとのことでした。
海外は規制が厳しいが、日本は規制が厳しくなく、それゆえに何が入っているのかよく分らないというものばかりだと教えられました。
ドックフードも海外のもので、表示名をしっかりと調べ、買い直すことにしました。
このことは、とても良い事でした。

「名医だからこそきちんと全てを教えてくれる」
これまでの動物病院では、ドックフードやおやつの知識、食べたらいけないものなどは、全く教えてもらえませんでした。
この病院にもよく食べ物で、「残飯」「味噌汁」「みかん」「トマト」「魚」をあげているという飼い主がいましたが、獣医の先生から犬の寿命を縮める行為だと怒られたりしていました。
きちんとした「ドックフードとゆでたお肉」だけで十分、犬は必要な栄養素をとれるという事実。
逆に、その他のものは、人間と同じように分解して栄養素として吸収する体のつくりになっていないので、そのまま便として流れたり、体調不良を起こしたり、下痢になったりするということでした。
それから全くおやつをあげなくなりましたが、私の愛犬はとても健康的に過ごせています。

ただ、お肉は犬の種類や状態により、どのお肉がいいのかは分からないそうです。
例えば、体重が重たい犬はなるべく脂肪になりにくいササミをあげたほうがいいということ。
私の愛犬は、食べても太らない体質の犬なので、脂肪がしっかりとついているもも肉がいいということでした。
また、お肉の量なども犬によっては違うので、獣医の先生からしっかりと聞いて、適量をあげるようにしてくださいね。

 

●それぞれの病気に最適な名医を見つけること。

名医の先生と出逢えたおかげで、愛犬は無事に回復して今は元気いっぱいに走れるようになりました。
サポート体制も充実しているので、今でも半年に1回は通院して様子を見ていますが、再手術をすることもなく過ごせています。

人間と同じように、獣医にも必ず「専門」があります。
かかりつけの動物病院がその病気の専門医ではない場合、別の病院にいきましょう!またその時に本物の名医の先生なら、必ず紹介をしてくれます。
現に、私も愛犬の足の手術に通っていた時に、目の曇りが少し気になることを話すと、すぐに先生は、「私は目の専門医ではないから、ここが目の専門医でお勧めです! 紹介状書くね!」とすぐに紹介をしてくれていました。
おかげで、今は足の専門医、腫瘍の専門医、目の専門医、歯の専門医、子宮の専門医とその時に合わせて、最適な病院に行っています。

名医の先生は事前にその病気をふせぐためのスペシャリストでもあるので、将来愛犬が白内障にならないように、進行が遅れる目薬を使ったりしています。
ただ他の病院ではそんな対処は病気になったあとからではないと教えてくれません。

なので、愛犬の健康は私たち飼い主に任されています。
病気になってから苦しい思いをお互いがしないように、今の内から専門医を調べておくと、とても安心できますよ!
間違った動物病院、間違った食事管理をしないように気を付けて下さいね。

いつまでも愛犬と笑顔で同じ時を過ごせることを願って。

上野ユリ
ALL PHOTO BY/ YURI UENO

 

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