「成功している人は、なぜ神社に行くのか?」著者・「リュウ博士」こと八木龍平さんインタビュー第2弾! vol.2「開運の開運」

今回も取材と本を通じて、様々なメッセージを伝えてくれたリュウ博士。

神社のある場所は何かの「境」?
そもそも出雲大社、熊野本宮大社など大きな神社も過去には天災で流された歴史がある。また流されやすいところにある。絶対に災害が来ないだろうという場所には建てていない、むしろ来そうなところに建てている。なぜでしょうね。でもそれがあることによって、何か災害があったときでも神さまが変わりに災厄をかぶって下さったことになります。

また、危ういところは、あの世とこの世の境界線でもあるのです。ちょっと死を意識するところ。神社はよく岬に建てられている。海の先、そこから先は違う場所・異界ですね。そういうある種の危うさを感じさせる場所に神社はあるようです。

昔から人間が入ってはいけない空間がある? 神社に宿る見えない知的生命体
本にも書きましたが、神社には二通りの意味がある。外から入ってはいけませんというものと、中から出さないという、結界的な意味。神秘的な洞窟のような恐れを感じさせるところは、中に何かが封印されていると考えると、みだりに出入りしにくい。霊的な話で言えば、恐いくらいの神秘の場所には、見えない知的生命体が封印されている。意識の残留思念、昔の人の強い想いの塊です。恐れの意識は常に持って、封印を解きたがらない方が良いでしょう。

以前、取材で訪れたペルーの聖地で特別な体験をしました。やはり聖地に行く意味は人それぞれ?
トリニティさんでは、ヒーラーの方やレイキヒーリング等をされている方が多く関わっていると思いますが、例えばレイキの聖地は「鞍馬」。鞍馬山のエネルギーが聖地の元になっている。人がどこかの聖地でエネルギーを受け取って、それを多くの人に伝えるお役目を頂くということですね。人によってはヒーラーや書籍の執筆というやり方をしている。自分のエネルギーをみんなに伝えていくことになります。

ヒーラーさんによって考え方は様々だと思いますが、あまり自然霊をつけてはいけないとか?……
僕はあまりそういう考えはなく、秘め事の類。あまりオープンに話すことではないと思っています。

エネルギーを乱さない~大切に丁寧に
聖地というところは、あまり人が入ってはいけないようなところ。一般の人があまり行かないような場所にズカズカと入って行けば地元の人に眉をひそめられる。そもそも神さまという存在が、人々の思いでできているからです。大切に丁寧に扱っている人たちばかりだと、その神さまのエネルギーはそれと同等です。乱れた人が入ると影響してしまう。混ざってしまう。だから嫌がられる。

実は、システム的・理論的な神さまの仕組み
神さまと自然とご縁がつながっているなら、許すとか許さないということではないのかもしれないですね。神社という存在について、僕は、ボタンを押したら動くし停止ボタンを押したら止まる。そんな風にシステム的に考えています。人間的な喜怒哀楽とはちょっと違うような存在。怒るとか怒らないということはおそらくないのではないでしょうか。焼き討ちなど、よほどのことをしない限り。

神様に好かれる「スキマの法則」+どんな自分が好かれる?
物事を好きかどうかで選択すること、それは重要です。あるいは、快・不快で選んで生きていけば良い。

人間としてあんまり頑張っていない&努力をしてないと好かれない?
自分にとって「快」、快適なことを選んで仕事や人生を送っていると、楽しくて頑張ってしまう。これは意義があることだと確信していると、人間は頑張るわけで結果的に努力しているように見えるかもしれないですね。無理にやっているわけじゃない。だから「快」を選択できれば、結果的に努力はしている。はたからみれば努力をしているのだと思いますよ。

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新しい時代に向けて。
これからの繋がり方は、インターネット&バイブレーション!

これからの時代は、新しい繋がり方が注目されてくると思います。例えば、インターネットのニコニコ動画では初音ミクの音楽で般若心経がありますね。これも新しいお経の繋がり方。若い世代はそうして歌と一緒に、音楽・バイブレーションとして感じていく。そうして意識が繋がることが受け継ぐことになっていく。これからはパソコンで、バーチャル参拝などもできると考えています。神さまも時代によって伝え方が変わりますし、今の人にそうして伝えることは自然な流れです。

トリニティの読者に向けて
霊能者「リュウ博士」からのメッセージ

今は変革の時、変化するスピードが速い。これから残る仕事は、ヒューマンタッチがポイント。人間性、人間らしさが求められていきます。
2017年後半~2018年に向けては、人間性を取り戻すこと、またそういう場所を見つける。快適な環境をみつけることが大切。無意識にしている中で、心惹かれる場所を見つけることです。それはこの先20~30年の糧になる。快か不快で選ぶこと。2020年で時代はまた変わります。
今年~来年の注目スポットは、「女神」のいる神社です。

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祈りの合言葉は、ハ・キ・カ・マ・サ
エピローグに込められたメッセージ

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今回も取材と本を通じて、様々なメッセージを伝えてくれたリュウ博士。本のエピローグは、『「神社のある日本」という人を幸せにするシステム』~「日本に隠された神さまの秘密」。「特別な成功者だけの秘密にしておく時代はおしまい!」。
本で紹介されている全国にある主な天下取り神社の図解にもあるように、地元にありながら身近すぎてよく由来を知らなかった社もあるかもしれません。あの世とこの世の境にお邪魔する気持ちで、神社で2017年後半からのHAPPYエネルギーを増幅させてみましょう。

次回は、vol.3 「リュウ博士」と行く品川神社 part.1 お楽しみに!

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祈りの合言葉は、ハ・キ・カ・マ・サ
祝詞-Norito-
ハライタマエ・キヨメタマエ・カムナガラ・マモリタマエ・サキワエタマエ

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八木龍平さんプロフィール
神社が伝える「和の叡智」の語り部。スピリチュアルな経験と科学の知識を合わせて、時代をこえる知恵を残すべく活動中。2016年7月発行の『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』(サンマーク出版)は発売7ヶ月で25万部突破のベストセラーに。Ph.D.博士であり、専門は社会心理学。臼井レイドウレイキマスター、日本の神様カード公式認定リーダー。

【公式HP】
http://ryuhei-yagi.com/
【ブログ】リュウ博士の自分で考えるスピリチュアル
http://ameblo.jp/shoutokureiki/

「成功している人は、なぜ神社に行くのか?」
八木龍平・著/サンマーク出版 (2016/7)