宇宙法則~無双原理12の定理からVol.13~ フード(風土)ヒーリングで身体・心・魂を健やかにする

五行の「火」のエネルギーを持つ「心」は、色は「赤」に当たりますから、心臓と類似する食べ物のトマトが、血液に滞っている脂肪を溶かし、過剰な熱を循環させてくれるので心臓を助けてくれます。

~夏には 循環器系の心臓・小腸を整えよう~

春から夏に向けて自然の動きや、私たちの身体はどうなっているでしょうか。
春は、新緑が鮮やかに芽吹いて、冬から滞っていたエネルギーが動き出してきます。

私たちの身体も、同じく活発に動き出してきて身体の毒素が出ようとして来て、春一番にインフルエンザや花粉症に罹ったりして、身体の大掃除が始まります。
それは浄化している証ですから、有難い事です。
こうして毒素をお掃除しておくと、次に来る夏が楽に過ごせる事でしょう。

もし水が、池で滞ると腐ります。
川のように常に流れる、流す、循環させることできれいな水を保つことが出来ますよね。
同じ事が身体にも起こります。
身体も血液やリンパ液が滞り、流れが悪いと病気になります。
この流れを作ってくれるのが循環器である心臓・小腸の役目ですから、今から整えておく必要があります。

 

~こんな症状ありませんか?~

前回のお話では春から始まる五行で言うと木=肝臓=自律神経を支配していることが解りました。
交感神経(緊張)と副交感神経(弛緩)のバランスが取れていることで健康が保たれています。
しかし不安・緊張・恐れなどのストレスを受ける事が多くあると血管や筋肉が緊張し血流が悪くなり自律神経が乱れてきます。

自律神経が乱れて血液の流れが悪くなると心臓・小腸系に影響が出てきます。
体内の熱が滞り、赤ら顔あがり症、鼻の頭が赤い、高血圧、不整脈、狭心症、心筋梗塞、動悸、頭が熱くて手足が冷える、のぼせ、立ちくらみ、尿の灼熱感、残尿感、焦燥感、口内炎、湯あたり、汗かき、暑がり、睡眠障害、赤い発疹などの症状がある場合は「心」が弱っている事になります。

 

~心臓・小腸が弱ると?~

「心」が弱ると、頭の方に血液が上昇して滞ってしまい、熱がこもってしまいます。
すると顔も赤くなりますが、夏には特に上の方に熱がこもりやすく、だるさが出て日射病、脱水症をおこします。
暑い夏以外にも汗だくになり、クーラーの前から離れられないくらい暑がり症、意識や思考、睡眠をも妨げてしまいます。

老人性のボケや、ボッ~として考えがまとまらなかったり、被害妄想をしたり安眠障害の悪夢をみたりします。
うわごと、歯ぎしり、いびき、金縛り、睡眠時無呼吸症候群、痴ほう症、こん睡状態、記憶喪失なども当てはまります。

舌先の状態はどうでしょうか?
舌を噛んだり、ろれつが回らなかったり、どもりがあったり、舌足らずで甘え口調でしょうか?
舌の異常が心臓の弱りと言えます。

 

~心臓・小腸経を整えるためには?~

自律神経(肝臓)が弱いと、血流が悪くなり、熱が滞りを帯びる症状が出てくると、「心」に情報がいき処理をしてもらう事になります。
熱を産み出し循環させる心臓と小腸の機能低下を抑えるには、「心」の親である「肝」の自律神経の強化で良くなります。

自律神経の強化方法は、大笑いすることです。
横隔膜を上下に動かして、血流を良くする笑いがあるといいのです。
横隔膜とはアバラのミゾオチに沿ってあるので、腹式呼吸や腹を抱えて大笑いする事、大きな声で歌を歌うなど、腹の筋肉を上下に動かすと幸せホルモンのオキシトシンが出て、「心」を元気にしてくれるのです。
嬉しい事や、ときめくこと、ワクワクする事、感動する事、感謝する事、腹を抱えて大笑いすることは、最高の薬です。

体内に熱がこもっている状態なので、熱の発散を促すためにすぐできる事は、足元にエネルギーが流れるように、1、イメージでグラウディングする、2、第1チャクラを活性化させる、3、丹田と言う腹の中心に気を込め活性化させる、4、足湯や散歩などして下半身を動かし、足元の循環を促すことです。