～食べ物で自律神経を整えるフード（風土）ヒーリング～
私達の神経にも表と裏の2種類があります。
一つは、手足を動かすことと痛みを感じる神経で、意識したり自覚が出来る神経です。
もう一つは、胃腸・心臓・大腸などの内臓の働きをコントロールする神経で、自分では意識できない神経になります。これが自律神経です。
この自律神経もさらに2つの機能があり 働きが落ちると自律神経失調症となります。
主な症状としては、頭痛・腰痛・腹痛・肩こり・不眠・イライラ・キレる・倦怠感・のぼせ・冷え症・寝汗・憂鬱・不安・物忘れ・動悸・息切れ・めまい・食欲不振・吐き気・頻尿・夜尿など様々な不定訴訟が現れてきます。
自律神経を整えるには、眠る3時間前には飲食せずに心を穏やかにする瞑想をしたり、ぬる目のお風呂にゆっくりと入るといいです。
心配事で色々考えたり興奮するような音楽や映像を見てからベッドに入ったりすると、まだ交感神経（陰性）が働いている状態なので中々寝付けません。
寝る前までお茶・アルコール類・白砂糖の入った飲食（陰性）をしていると交感神経（陰性）が働いて、血管壁がデレーンと緩み伸びて、血管が細くなります。
胃腸はもたれて消化不良を起こしてくたびれてしまいますし、心臓はドキドキして心拍数が上がり、ゆっくりと眠れず熟睡が出来ずに 寝返りが多くなり魂の栄養を受け取りに行けず、心身共にお疲れモードになります。こうして生活のリズムが乱れてくると一緒に体内のリズムも乱れてしまい、自律神経が狂ってしまいます。
果物を食べる時間帯は、朝が黄金・昼が銀・夜が銅と聞いたことがありませんか。
水分が多く甘い果物は陰性の働きがあるので、夜に食べると交感神経が強くなり、トイレが近くなったり冷えて眠れなくなるからです。
～交感神経と副交感神経の働き～
交感神経の働きは陰性で広げる力を発揮しますから、血管壁を内外ともに膨らませてしまい血管内部の管を細くして血圧を上げて 血糖値を高めて血液やブドウ糖を筋肉や脳に集める働きを高めます。心臓は収縮力が弱くなり、血液を送り出す力を必要とし、脈が速くなります。
反対に副交感神経の働きは陽性で、締める効果を発揮します。筋肉（心臓）に集められてドキドキ興奮していると、血液量と脈が落ち着いてくるように抑制してくれて、胃腸に食物が入ると消化しようと働きかけます。
食べ物で言うと、塩分が陽性の働きの役割をしてくれています。
味噌・醤油・梅ショウ番茶・味噌汁・漬物・おこげ・根菜類・昆布・ひじきがこれに当たります。
正反対の広げる力と緩める力の働きが、相反する力がお互いに補いあいながら、バランスを取ろうと身体は働いてくれているのです。
早朝から夕方にかけて交感神経が優位に働き、夕方から朝方にかけては副交感神経が交感神経を抑えて、ゆったり静かにリラックスし休息出来る様に働いてくれています。
このようにリズミカルに自律神経が動いてくれていますが、夜更かしや朝寝坊や食事の不規則、ストレスが多くなると、そのバランスが崩れて自律神経が失調してしまいます。
昼と夜の働きもまた大切な要素なのです。
昼には昼の働きがあり、夜には夜の働きがあるからです。時差ボケも朝日を浴びることで解消すると言われていますし、自然のリズムに合わせる生き方を知る事は大切な事です。
現代は夜型生活の人が多く夜に勤務の方も多いので、こんな智恵があると少しはお役にたつかなと、書いてみました。
フード風土ヒーリングでは、季節に合わせた食べ合わせ方、食べ物、月の動きに合わせた食べ方、食べ物をチョイスして、自然のリズムに合わせることを中心にお伝えしています。
どんな食べ物を食べるかで、毎日の自分の身体と心と魂がどのようにも入れ替えられる方法を知ってから、無限の世界（魂）から観ると色んな出来事は、経験のための遊びとしてあるんだなぁ～と感じられるようになってきて、どんどん心が軽くなっていきます。
信じるか、信じないか、実践するか、しないかはあなたの自由です。
楽しい事もつらい事もいつか終わる時が来るという事を知り、けじめをつけリズムを作り、楽しい事も面倒な事も同じだけある（表が大きければ、裏も等しく大きい）。そして、始まりがあれば必ず終わりがあるのですから、魂の成長のために自分の糧となる様に、前向きに受け入れていきましょう。
今日もお付き合い下さり有難うございます。
久恵流フード（風土）ヒーリング♡クッキングサロン玄水円：吉田久恵
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