新陳代謝促進・疲労回復!! 梅干しの健康と活用術をご紹介!!

もうそろそろ、梅が出てきます。今年は梅干しの手作りを楽しみませんか。

 

梅干しの効能・効果

梅には、カルシウムやカリウムなどのミネラルが多く、クエン酸(塩気がある陽性な)が多いことから、炭水化物のご飯やうどんとの相性が良くて、消化分解を促してくれます。あの酸っぱさで、唾液がたくさん出てきますよね。

上手に炭水化物をエネルギーに変換し、疲労物質の乳酸を抑えて、疲れにくい体にしてくれます。だから戦時中には手放せない貴重品だったのですね。
同じクエン酸でもレモンは陰性なので、揚げ物や動物性食に添えて消化を促進します。

新陳代謝促進・疲労回復・消化促進・整腸作用・食欲を高める・つわりを軽くする・殺菌作用・解毒作用・心臓の働きを強化・アルカリ性の造血作用・精神を安定させるなどがあります。

梅干しで唾液・胃液・膵液がよく出るので、消化が良くなります。夏場の暑い時やつわりの時に、食欲が無くなりますが「梅干し」が食欲を高めてくれます。
土用に「う」の付くモノを食べると良いと言われています。
その一つが「梅干し」なんですね。殺菌作用もあるのでご飯などの傷みも軽減してくれます。これが立派な日の丸弁当ですね。

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梅干しから出る梅酢の利用方法

梅干しを作ると梅酢がとれます。塩分のある乳酸アルカリ性飲料として、我が家で酢飯に梅酢を足してお寿司にしています。とてもさっぱりとして美味しいですよ。
暑い日に水ばかり飲んでいると、体内のミネラルが抜けて、余計だるくなるので、コップの水に小さじ1杯ほど梅酢を足して飲むこともしています。
塩水を飲むより、クエン酸や赤紫蘇等の成分の相乗効果があって、消化吸収が良いです。

梅酢に野菜や薬味を漬け込んでみたら、美しいピンク色のピクルスになります。
生姜を漬けると、もちろん紅ショウガなんですけど、玉ねぎ、カブ、ミョウガなどサラダのトッピングにも使え、お洒落に漬物が楽しめます。

梅酢で炒め物をしたり、素麺の汁にしたり、冷っ子豆腐にかけたりと大活躍です。

無調整豆乳1リットルパックに梅酢小さじ1程を混ぜて、数日室温で置いておくと不思議な事にヨーグルトになります。クエン酸・乳酸が豆乳を固める様です。
ドロッと丁度良い按配になったら、冷蔵庫で冷やして食べます。

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