Ⅺ宇宙の法則~身体・心・魂を健やかにする食事~フード(風土)ヒーリング!

ご飯をしっかり食べているだけで、こんなに野菜を食べて、栄養がとれている事になるんです。美味しいご飯をたっぷりと食べて下さい。

前回Ⅹは、ご飯は心身の土台作りに大切であり、中庸のエネルギーで自律神経を整え、免疫力を高めている事、脳を成長させている事、よく噛むことが大切な事、ご飯の炊き方レシピを知りました。でも、ご飯ってどんな栄養があるの? って思いますよね。

 

~知らなかったご飯のパワー炭水化物(糖質)

ご飯の主要成分は、デンプンです。このデンプンは、炭素(C)と水素(O)と酸素(O2)の化合物です。デンプンが唾液で消化されて、ブドウ糖になってから吸収されて、酸素とくっついてエネルギーを作ります。燃焼後は、二酸化炭素と水になって排泄されます。
酸素とビタミンとミネラルを供給することで、完全燃焼してススを残さない身体に優しいエネルギーになります。

ご飯には、カビが生えても、中毒しない不思議な力があります。それを聞いて私も試してみました。札幌へ学びに行くときに、玄米おにぎりを持ち、帰りの電車でネバネバになったおにぎりを食べてみました。結果は何ともありませんでした。子供の頃を思い出すと、正月に搗いたお餅にカビが生えていても、削る位で普通に食べていたなと気が付きました。

ご飯をシッカリと食べるようになると、間食が要らなくなり、甘いお菓子の要望が減ります。皆さんがご飯をきちんと食べるようになってから、お菓子が要らなくなったと言われます。結果、健康的なダイエットになります。

どうしてかというと、ご飯のデンプンの中の炭水化物(糖質)は、脳や身体のエネルギー源が主になるので命に大切な食材という事、消化に時間がかかるので血糖値上昇が緩やか、満腹感がある、腹持ちが良い、過剰な糖の吸収を調節する等があります。

私は、玄米を食べて3時間後に満腹感が出ていることが解り、食べ終わった後に8分目にしておかないと食べ過ぎてしまうことが解りました。白米ならもっと早くに満腹感が得られます。

「フォークス・オーバー・ナイブス」というドキュメンタリー映画を上映させてもらいましたが、ここでニール・バーナード医師が言うには、「中国・日本・タイなどアジアの国は、高糖質と低脂肪の食生活なのに、糖尿病の発生率が低い。」と断定し、糖尿病の原因がご飯では無い事を語っています。

ご飯の食べ方や、種類によっても違いますが、お米は、炭水化物というたくさんの鎖から成り立っているので消化するのにゆっくりと時間をかけて血糖値が上がっていき、ゆっくりと下がるので血糖値が安定しやすい食べ物のようです。

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~ご飯の炭水化物(糖質)と食物繊維の働き

ご飯の仲間には、白米・玄米・小麦粉・アワ・ヒエ・キビ・高キビ・トウモロコシ・ソバの実・大麦・キヌアなどがあります。
栄養成分は、タンパク質・脂質・糖質・繊維・灰分・カルシウム・リン・鉄・亜鉛・ナトリウム・カリウム・マグネシウムなど、こんなに栄養が詰まっています。

ご飯の主成分は、炭水化物(糖質)です。デンプンと言う糖質になりますが、体内で吸収されてブドウ糖に分解され、脳や筋肉などのエネルギー源として活用されます。
自然食では、脳のエネルギー源はご飯の炭水化物(糖質)だけと言われています。

ご飯のブドウ糖が繋がっている鎖が、デンプンと食物繊維になります。