～「一物全体」について
「一つの命は全体を活かす」と言う意味で、魚なら頭からしっぽまで、牛なら角から爪まで、野菜なら皮付きのまま、根っこからひげ根、葉先まで、米なら精白しない玄米でと言うように、余すことなく食べること、利用することで、その尊い命が生かされ、次世代に命をバトンタッチ出来るということだと私は思うのです。
昔は、人糞を溜めて畑に蒔いて肥料にしたと聞きます。この世の自然世界には、捨てる事など無い循環した自然のサイクルがあります。それを人の都合で、捨てたりしていては、何かが足りなくなるのは必然ではないでしょうか。
その代表が、アトピーなど皮膚の疾患と言われ、野菜の皮を食べなくなったことが原因の一つと言われています。
全体を丸ごと食べられる簡単な食材で、命を強化する食べ物に、玄米があります。
玄米は、種です。土地に蒔けば芽を出して命が万倍に生まれます。この様に生きている、命を生む種を食べることで、私たちの子孫も繁栄していくと思いませんか。
命から命へのバトンタッチは、自然から与えられた健康な食べ物を食べる事が健康な命を生み出す事です。人工的な偽物は命が無いのですから、命を創造する力が弱いと言えるのでは無いでしょうか。そんな偽物が原因で難病や癌、不妊、精神病等が蔓延しているように思えてなりません。
今日本では、世界中の料理が食べられますが、日本人に一番合った、健康でいられる食べ方、料理は、この国に伝わってきた食べ方「伝統食」と言えるでしょう。
しかしながら、グローバルゼーションによって、世界中同じものを食べるようになり、国の個性、特長、良い所が無くなり、均一化されて国を滅ぼすかもしれません。
伝統食を受け継ぐ事が国を安泰にする方法とも言えるでしょう。
これらは私の知る宇宙法則のほんの一部ですが、私は、宇宙法則を誰もが知っている世界になることが一番、この世が幸福になる近道ではないのか、と思います。
自然界の一部である人間として、自然に逆らわない、自然の力を活かした生き方をすると言う知恵を、私は伝えていきたいと思います。
化学的では無い、自然の食べ物は、それだけで生命を創造する食事になる！ パワーを秘めているのですね。
それだけを食べるように心がけるだけで、今まで以上に自然治癒力が働いてくれるはずです。
次回のⅧは、
～秩序のある食事について
本当の食べ方ってあるのです。健康を作るための食べ方をお伝えします。
久恵流フード（風土）ヒーリング♡クッキングサロン玄水円：吉田久恵
http://hi-tyan.jimdo.com/
《吉田久恵さんの記事一覧はコチラ》
https://www.el-aura.com/writer/yoshida/?c=103492
