Ⅵ宇宙の法則~身体・心・魂を健やかにする食事~フード(風土)ヒーリング!

美味しいと言う感動が、心を安定にして、健康度、幸福度も高めてくれます。

 

~美味しい事の意味~本物と偽物

おいしく作るには、おいしいと言う感動には、素晴らしい秘密がありました。

札幌まで学びに行って、本で読むのと、プロから教わるのは、こんなに味が違うのか!! と驚いて帰ってきました。切り方の意味・火の入れ方具合・時間のかけ方・塩の按配、どれもがおいしく作るために考え出されていました。

本物の美味しいというのは、すなわち、「身体に速やかに消化吸収されて、細胞一つ一つが喜んで血となり肉となる食べ物を食べる事で、魂が喜び幸福な人生になっていく」という意味なのです。
食べると健康を害するようなモノや食べ方は、本当は美味しいと言う意味にはなりません。

ご飯を食べられない病人でも、ご飯をたった一口でも食べられることが出来れば、生きる力になる程に生命のバランスが取れている事です。

美味しいと言う感動が、心を安定にして、健康度、幸福度も高めてくれます。
栄養学的にだけでは無く、見た目や香り等の五感が心地よい事と、エネルギー的にもバランスの良い事、それら全部が健康を創る本当の「美味しい」という言葉の意味だと知りました。

食養(本物のマクロビオティック)の本に書いてあるのは、茹でこぼさず、灰汁抜きせず、水にさらさず、ひげ根も皮もむかず、根っこも取らず、調理するとされています。
食べ物の全てを生命の一つとしてとらえ、捨てる所は無いからと、全部を料理に生かすために、創意工夫されているのです。

地球上の生き物は、食物を食べて生命を継続させています。食物は、生命の素ですから、毒を食べては死んでしまいます。だから、良い食品を選ぶのが当たり前なのです。

でも近年、防腐剤・着色料・人工甘味料・漂白剤・化学肥料・農薬等、私たちの周りには、あえてこの言葉を使わせてもらえば、たくさんの毒に汚染された食品が普通の顔をして存在していて、しかも美味しいと言われています。

341991659

 

私は以前、こんな体験をしました。あるデパートでの事、生の海藻が美味しそうだったので購入しようとしたら、試食を勧められました。そのドレッシングの得体が解らないので、「お腹がいっぱいだから結構です」とお断りしたら、「内は、変な物入れてないぞ!」と大きな声で脅ろかされました。少しでも毒を入れたくないと思う私は速やかに其処を立ち去りましたが、後から見るとこんなにも砂糖や添加物が入っているのか? と驚くことが他にも度々ありました。

今は、20年前よりもさらに毒(偽物)が蔓延して、当たり前のように、「毒を入れた方が美味しいんだよね~」と言う方もいますし、「どんどん入れろ」と言う業者や、衛生状況も顧みず製品化していたり、偽装があったり。

家畜の飼育法を見ても、昔と今では大違いで、草を噛む動物に穀物や共食いになる動物性食品の混入、抗生物質の多様、癌化、不自然なゲージでの囲い込み等によるストレス等、心穏やかに過ごせて健康な家畜がいるのでしょうか。

さらに「子供たちをターゲットにすると一生食べ続ける」という理論もあり、エッ! と驚くのですが、世の中ってこうして経済が回っているんですね。

私達は、このような毒(偽物)がある事にも、少しずつ気が付いているのですが、あまりの広範囲な現象に対して成す術もなく、鈍感で無防備に、生きているのが現実です。

次回のⅦは

~生命を創造する食事~「一物全体食」「身土不二」
私の身体を作っているのは、食べ物であるが故に、健康な食べ物が大切に!

久恵流フード(風土)ヒーリング♡クッキングサロン玄水円:吉田久恵
http://hi-tyan.jimdo.com/

 

《吉田久恵さんの記事一覧はコチラ》
https://www.el-aura.com/writer/yoshida/?c=103492