Ⅳ宇宙の法則~身体・心・魂を健やかにする食事~フード(風土)ヒーリング! ~我慢する食事!?~正食=マクロビオティック

「1品だけを食べる」方法は、すぐに効果が出るのですが、バナナなどの果物では、生命力は上がりません。無農薬でいつでもすぐに買えて、安くて、保存ができて生命力の高い食品は、お米という事になります。もうご飯さえあれば元気になれるのです。

 

~自然の恵みの畏敬と感謝から

母を怒らせたために、主人と私は2世帯住宅の2階の台所で料理して食べることになりました。

私が血液病棟に再入院した時、私たち家族を迎え入れてくれるために、増改築をしてくれていたのです。
2階の小さな3畳の台所で、主人が作ってくれる朝食は、ご飯とみそ汁とたっぷりのキャベツの千切りとハムエッグでした。初めのうちは、美味しくて家族3人で喜んで食べていました。

主人は、息子を連れて保育園へ送り、仕事場へ通い帰りに買い物をしてから、夕ご飯を作ってくれる毎日です。
私は寝ているだけで息子のお迎えも出来ない位に、体力が無くなってきてから、ようやく、母の手作りの食事の方が、体調が良かったと感じ始めるのでした。

そんな時に、自然食療法のダイレクト本が手元に届きました。
何処の誰か分かりませんが、我が家に送って頂けたのです。

早速読んでみると、自然のエネルギー、食べ物で身体を健康にする事、コンニャク湿布や生姜湿布などのお手当法や、野草で血液を浄化する毒出しの事まで書かれていました。

寝たきりなので、本を読むことは出来るのですが、お手当は自分では出来ずに、主人に頼んでしてもらい、とても気持ちがいいので続けました。

数か月もすると、自分でコンニャク湿布が出来る様になり、よもぎ餅が血液を浄化して増血すると言うので自分で焼いて食べられるようになりました。

家の前で日光浴をしていて、ちょっとした気分で雑草を抜いてみたら、手の方へビリビリッとエネルギーが伝わってきました。

アレッ!? と思い、良く観察すると雑草の根と大地の繋がっている生命エネルギーが伝わっていたのでした。

この事で、自然界に生かされている事の驚き、畏敬、有難さを感じて、西洋医学だけでは、命を計る事は出来ないと、自然の恵みに感謝した頃、伊藤先生とのご縁が出来ました。

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~病気をしない生き方

伊藤先生からは、「病気をしない生き方」を教えてもらいました。それは、食べ物の大切さと、食べ物と想いの世界と、体の健康と生命力が密接に繋がっていて、お互いに影響を与えている事でした。

私が一番に実行したことは、大好きな食べ物から調味料まで全てを捨てることでした。

もう一生、甘いお菓子(砂糖の入った食品は陰性で血液を溶かしたり、細胞を酸欠にする)は、食べられないと覚悟しました。

この時の私は、西洋医学では、健康に戻ることが出来なかったと認めて、自然食で自然のお手当で、自然界の恩恵で生かされることを選択していました。自分の意志で、自己管理の下で、自己責任で、行動していく事を選んで自立の道を歩き出しました。

自分の意志で変えられ、口に含んですぐに影響がある、食べ物から変えることで一番効果が早く、良い結果が出ます。現代栄養学のように、30種類もの食品を食べることは無く、品数を出来るだけ少なくする方法が良いそうです。

それは、モノダイエットと言います。

「1品だけを食べる」方法は、すぐに効果が出るのですが、バナナなどの果物では、生命力は上がりません。無農薬でいつでもすぐに買えて、安くて、保存ができて生命力の高い食品は、お米という事になります。もうご飯さえあれば元気になれるのです。

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