Ⅲ宇宙の法則~身体・心・魂を健やかにする食事~フード(風土)ヒーリング! ~恩師との出会い~

水は、身体の7~8割を占めていることと、水は全ての波動を転写することが知られています。ですから、人工的な水道水、電気分解水では、命の水としての価値はないのです。

 

~食べ物は全てオーガニック

先ずは、生命力を高めるために、一番大切な空気(息・呼吸法・姿勢)・水・塩・米をオーガニックにすることから始まりました。

神様にお供えするのは、水・塩・米とこれを発酵させたお酒ですね。

人間の命に一番大切な食材だからこそ、神様にお供えするのですね。

水は、身体の7~8割を占めていることと、水は全ての波動を転写することが知られています。ですから、人工的な水道水、電気分解水では、命の水としての価値はないのです。
私は主人に頼んで、自然の湧水を汲みに行ってもらいました。

そして次に、命の源の海から作られた塩と、この塩を使って作られた本物の天然醸造法の、味噌、醤油、そして、安全なお米を手に入れることでした。

それが、中々難しく、あちこち店を訪ね歩いて、店主さんに迷惑そうな顔をされました。

「其処までこだわるとしたら、高い商品になるから一般には売れなくて、商売にならないよ」と言われ、何処で買えばいいのかもわからず、途方に暮れてしまうこともありました。

その時期は、丁度スーパーから米が消えて、手に入らないと言う社会現象のある時でした。
伊藤先生に相談すると、オーガニックの自然食品店(オーサワジャパンと無双)を紹介してくれました。

ヤレヤレです。これでお米と調味料、乾物類は安心して買うことが出来ることになりました。それから、安心な野菜を求めて一軒一軒、農家さんを訪ねて電話をして配達してもらいました。美味しい=健康な野菜に出会うのは、本当に大変な事で、あの頃は、「有機野菜は穴だらけ」が当たり前の時でしたから。

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~生命力を上げる呼吸法

そして、生命力を上げるもう一つの方法が呼吸法です。

先ほど「父のご縁」で食事指導をしてもらえることになったと言いましたが、それは、父が信心している山蔭古神道の門徒仲間という事で、毎月の会報で、このお知らせを受けたのです。

ですから、すぐに正しい神様の拝み方を、教わりました。一人では、心細かったので主人に「一緒にしてくれる?」と聞くと即答「良いよ」と言ってくれました。それまで主人は、全く無信心で、今も一緒に祝詞をあげてくれますが、「見えない世界の事は解らん」とスピ系の話は無視です。

その正しい拝み方とは、姿勢をまっすぐにピンと背筋を伸ばし、床につくほど頭を下げてお辞儀をし、息を吐ききる事です。頭を上げて息を吸い、早口では無くて、息を長く、長く続けて、ゆっくりと祝詞をあげることを教えてもらいました。

祝詞をした後に、心を落ち着けて瞑想をします。

その後に、汚れた息を吐いて、吐いて、腹も胸もこれ以上出ない所まで出し切っていくと、身体がプルプルと震えて来て、たまらん! と言って、身体が勝手に息を吸い込んでくれます。出せば、出すほど、入る息も多くなり、血液の循環が良くなり、身体の隅々までキレイな血液を届けます。

息が止まるほどのゆっくりな、長い呼吸で、「もっと吐ける、もっと、元気になる!」と言い続けていました。

それを8回繰り返しますと、自律神経を活発にして生命力を上げてくれます。
「白隠禅師 健康法と逸話」という本があり、瞑想法の方法と効果が書かれています。
これを紹介されて実践しました。

息を吐いて、副交感神経を活発にし、頭寒足熱、排泄、発汗、解毒力アップを促します。
息は、無くなると勝手に入るので出し切ることがポイントです。お風呂の中ですると、吐くときに汗がドバッと出てくるのが解ります。

姿勢をまっすぐにして、行います。吸うと交感神経に変わります。
血流が良くなり、新陳代謝が活発になり、冷えている身体がポワッと温かくなります。
身体が冷えて、眠れない人も布団の中ですると良いです。

始めの頃は、体を起こしているのもつらいので、背中を丸めて祝詞をしていたと思います。
祝詞でなくても、カラオケでも、ヨガでも、ゆっくり長く息を吐き切る事が良いそうです。

祝詞をあげる時にお供えをして、それを祝詞が終わってから下げて食べるのですが、冷たくなったご飯や味噌汁をよく噛んで食べるという、修行のような日々が続き、ある日、主人が「もう、いいだろう」と言って、温かいご飯を食べるように言ってくれました。

小皿にほんの少しだけのご飯と佃煮と漬物で、味噌汁は半分だけを飲む状態が続きます。

 

~我慢する食事?!~正食=マクロビオティック

次回は、自分自身の心の葛藤がテーマです。

久恵流フード(風土)ヒーリング♡クッキングサロン玄水円:吉田久恵
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