ヤバイ人とは絶対に関わるな!~可能な限り関わる相手は選べ~

危険な人と出会ってしまったら出来るだけ逃げて下さい。 そして、諦めずに信頼できる仲間を探して下さい。

エージェント・オブ・シールド

僕は海外ドラマが大好きです。特にアメコミ原作系の作品は大好物です。
僕の大好きな作品に『エージェント・オブ・シールド』という作品があります。

簡単にあらすじを説明すると、地球には不思議なモノゴトがあって、それを『シールド』(戦略国土調停補強配備局)が調べたり、色々したりして地球の平和を守るというお話です。
日本で言うなら『ウルトラマン』の『ウルトラ警備隊』みたいなものを想像するとわかりやすいかもしれません。
厳密にはあれは露骨に戦闘系ですが……。

なんで、海外ドラマの話をしたのかというと、「好きだから語りたい!」ということもあるのですが、その中のキャラクターがとても印象的で、僕が日々、言っていることとリンクするからです。

もちろん僕はMAVEL社の回し物ではないので無理に観ろとは言えないのですが、もし良かったら一度ご覧になってみて下さい。
この手の話が苦手な方は、それっぽい個所は読み飛ばして下さって結構です。

 

エージェント・ウォード

シーズン1~3にグラント・ウォードというキャラクターが登場します。
このキャラクターは、視聴者の中では割と嫌われているようです。
その《嫌われる人物》を見ていく事で、いろいろな事がわかってくると思います。
ネタバレになってしまうと行けないので、ウォード以外のキャラクターにはあまり触れないように書きます。

このウォード。ぶっちゃけていうと悪人です。
ものすごく酷いヤツで、絶対に関わりたくありません。
実際にいたら半径50kmくらいは近づかないで貰いたい程です。

なのですが……。
同時に、ものすごく哀れというか同情したくなる一面もあります。
まず、家庭環境が最悪で、父親や兄が極悪非道。
この時点で、心から気の毒に思えて来ます。

家族関係が滅茶苦茶で、何とか、家族の呪縛から逃れて自由になりたいと願っていたところにやって来たギャレットという見知らぬオジサンが登場します。
彼がまた、悪魔のような男なわけです。

でも、家には戻れないし、とにかく生きていかなければならないのでギャレットの言うとおりにウォードは成長して行きます。

その結果、ウォードは先述のとおり、酷いヤツになってしまいます。
当然、嫌われるのですが、最後の最後まで悲惨で悲しい死に方をしました。

「まぁ、敵だから、別に悲惨な死に方でもいいよね……」と、言ってしまえば、それまでですが……。

 

親、兄弟は選べない!

海外ドラマの話はこの辺で終わりにします。
何が言いたかったかというと、親の与える影響力は計り知れないという事です。

もちろん、みんながみんな酷い親なわけではないし、教育方針や価値観の問題もあるから何をもって《良い親》と呼ぶかはまた、違った話になって来きます。

多くの親は、我が子の事を可愛がっているわけで、自分なりに良い方向性に導こうと一生懸命です。

ただ、勘違いしないで欲しいのは「親=絶対的存在」と思わないことです。
赤ちゃんは、親の保護が無いと生きていけないので、ほぼ無条件に親を絶対的存在と思うかもしれません。

ただ、「子供=親の分身」ではないので、注意が必要です。
時々、堂々と、そういうことを言っている親を見かけることがありますが、とても恐ろしい話です。
当然「子供=親のミニチュア」でもありません。

また子供は子供で、親に似なかった(顔かたちの話に限らず)事に罪悪感や劣等感を持つ人もいるようですが、それも気にしなくて大丈夫です。
親と能力や考え方が違っても、それは間違いでも無ければ、悪い事でもありません。

だって考えてみて下さい。
自分の子供が、自分に似なかった事でイケメンになったり、頭脳明晰、スポーツ万能になったら、どうでしょう。
嬉しいですよね。
場合によっては「私に似なくて良かった!」と思うかもしれませんよね。
それこそ「あの子、うちの子なのよ!」って自慢したくなるのではないでしょうか。