☆ところであなたどなた？
誕生日のメッセージを下さるのは嬉しいものです。
しかし、その内の何割かは知らない人だったりしませんか。
FB友達としてつながってはいるものの、普段からの交流に乏しくコメント欄に書き込みされたことも無く、「いいね！」を押してくれた形跡もない。
自分の記事をシェアしてくれたわけでもなさそう。
名前は見たことがある気がするけれど、どういう人だかわからない。
もちろん自分から率先して相手にコメントしたり普段からリアクションをしていなかったことも交流がなくなる原因ではあります。
ただ、誕生日だけお祝いメッセージが届いても「誰だっけ？」と思ってしまう……という場合もあるかもしれません。
誕生日メッセージをくれたことをきっかけに交流が始まれば良いですが、それだけの関係だと、ちょっと寂しいですね。
無理にお友達解除する必要はありませんが、どうせならこれを機に積極的に話しかけてみるのも良いかもしれません。
☆祝うというより毎日の日課としてルーティーン作業してない？
誕生日のメッセージは嬉しいですが、年賀状同様内容に書かれている内容で、どのくらい想いを込めてくれているのかがわかってしまうものです。
FBを毎日やっている人は、毎日誰かしら誕生日の友達がいると思います。
そうなってくると、今日の誕生日の人が表示されると無意識的にルーティーン・ワークが始まってしまう人も出て来ます。
どういう事かというと、毎日数名に誕生日のメッセージを送っているので、気がついたら誰にでも対応できる当たり障りないテンプレートのようなものが出来ていて、それこそコピペで片づけてしまうのです。
あまりにも人数が多いと、自分が誰にバースデーメッセージを送ったかを覚えていないということもあるかもしれません。
これって『あいさつおじさん』と非常によく似た現象で、悪く言えばスパムに近いですよね。
迷惑になるようなことは書いていないにしても「何処の誰だかわからないけれど、誕生日と表示されていたから自分ルールに従ってコピペであいさつしておきますねー……」という空気感を相手に与えてしまうと喜ばれるどころか、空しい気持ちにさせてしまいます。
スタンプ画像をポンと送られて来ても正直そんなに喜べないと思うのです。
懺悔すると、偉そうなことを言っている僕も悪意なく、むしろ善意のつもりでFB独特の空気感に同調してしまい、そのようなバースデーメッセージを送っていた時期もあります。
その人、その人を思い浮かべながら、その人の幸福を祈って送ったメッセージとは言い難いので、よくよく考えると、そこに何の意味があるのだろうと反省しました。
「ほーら。私は、あなたの事をちゃんと気にかけているんだよー……」風な演出みたいで、恥ずかしくなって来ます。
それだと、相手を気にかけているのではなく、自分に振り向かせようとしているみたいでアベコベですよね。
それに気づいてからは、必ずしも全員に誕生日のお祝いメッセージを送るという自分の中の暗黙ルールをしなくなりました。
そもそも必ず毎日FBしているというわけでもありませんし、どうせなら、きちんと想いを乗せたメッセージを送りたい。
結局、バースデー・メッセージなのでテンプレートがあるわけではないけれど、書く内容は似たり寄ったりになってしまいます。
だからこそ、メッセージを送る際、気持ちを込めて、メッセージを伝えるべき時に、しかるべく想いを込めるようにしました。
相手にしても誰だかわからない相手にコピペで祝われても、返信の手間になるだけです。
それなら、その時間を自分の誕生日をエンジョイすることに使って欲しいと思うようになりました。
誤解して欲しくないのは、僕は必ずしも毎日、誕生日の人全員にメッセージを送る必要はないと言っているわけではありません。そうではなくて、あなたの負担にならない程度に想いを乗せられる範囲でお祝いしてあげて欲しいのです。
☆誕生日と関係無いトピックに……？
個人メッセージでお祝いされるのは嬉しいのですが、トピックにコメントをされるとこれはまた違った解釈になる気がします。
極端な話ですが「私はあなたの誕生日を祝っています！（私は良い人）」という自己アピールをしているように解釈する人も稀にいるそうです。
そもそも複数人でお祝いしたいならバースデー・パーティでも開いてあげれば良いし、個人的に言葉だけでお祝いするなら、個別メッセージで送ってあげた方が良いのではないかということのようです。
確かに返信する際も、公の場では個人的な内容に触れた返信は出来ませんし、当たり障りのないやりとりしかできないという面はありますよね。
しかし、それも必ずしも悪いことでは無くて、投稿者が誕生日の話題を振っているトピックでしたら構わないと思います。
ただ気をつけて欲しい点もあります。
誕生日の話題であっても、安易に誕生日トピックだから「お誕生日おめでとうございます！」を強調するのではなくて、その前に、きちんとトピックの本文を読んであげて欲しいのです。
そして、その内容と関係のあるコメントを書いてあげて欲しいのです。
