ココロセラピストが語る!『自己啓発』とは?~自己啓発というのは、つまり自分を啓発するものだ~

基本的な教養や、基礎体力は万人にとって必須ですが、そこから先にどんな人生を望むのか、どの方向に自己を啓発していくのが良いのかは、人によって全く異なるのです。
ココロセラピストが語る!『自己啓発』とは?~自己啓発というのは、つまり自分を啓発するものだ~

自己啓発してる?

自己啓発、好きですか。

昔から自己啓発というものはありますが、今も自己啓発は意識している人が多いようです。

心の重要性を強調する時代になって来た影響が、心理学、スピリチュアル、脳科学、そして自己啓発のブームに派生したのかなと思います。

世間話で喫茶店やファミレスで自己啓発の話をしている人はあまり見かけませんが、SNSなどを見ると誰かしら自己啓発的な投稿をしています。

特に中高年の男性は自己啓発が好きなのかなと思います。
もしかしたら好きなのではなく必要に迫られている方も何割かは紛れているかもしれません。

 

自己啓発とはいうけれど……?

ところで自己啓発とは言うけれど、それって何なのか考えたことはありますか。
なんとなくみんながいうから、なんとなくの感覚でその言葉を使っている人もいるかもしれません。

自己啓発の完全なる定義がどうかはわかりませんが、ここでは自分を高めるためのツールと考えて下さい。

ここで気付いて欲しいことがあります。それは対象者は自分であるという事です。
ここを忘れてしまうと、とんでもないことになってしまいます。

どういうことかというと、自己啓発書や自己啓発セミナーは掃いて捨てるほど存在します。
もちろん著者や講師だけの利益のために行っているものもあるとは思いますが、そうではなくて、あなた自身にレベルアップして欲しくて存在しているわけです。これは非常にありがたいことです。

ただ、不思議と事前説明がないのですが、言い切ってしまうと自己啓発というのは万人に完全に当てはまるスペシャルメソッドではないということです。
つまり、個人差があるということです。

自分にピタッと当てはまる自己啓発があれば、それこそ赤ちゃんがあれこれ理解したり吸収したりするように、どんどん自分がレベルアップしていきます。
しかし自己啓発書やセミナー講師の言っていることが仮にもっともらしく聞こえたとしても、あなたとって合っていなかったらどうでしょうか。残念ながら苦痛を感じるだけか、非効率になってしまう危険性があるのです。

「この自己啓発を学んだ人は、みんな精神的にも肉体的にも大幅に成長し、生きる喜びを感じながら日々を送っている事でしょう。もし、あなたがこの自己啓発の内容をしっかりと理解し、習慣づけて、実践し続ければ、きっと信じられない程、想像をはるかに超越した結果を手にすることになるでしょう! あなたは、今のあなたのように日々の生活に悶々としながら生き続けたいですか。いいえ、そんなはずはありませんよね。私にはわかります。変わりたいはずですよね。では、一緒に自己啓発をしていき、光り輝く人生を手に入れましょう!」と、爽やかかつパワフル、そしてフレンドリーに言われても、「ちょっと待てよ……」くらいの思考は持った方がいいです。

 

どこに導こうとしているのか?

ところで自己啓発と言うと「ああ、自己啓発ね」と思うと思うのですが、よくよく考えると、自分を高めると言っても、何をどう高めるのかという具体性も考えた方がいいでしょう。
「なんだかわからないけれど、QOL(人生の質)が向上するんじゃないの?」と思うかもしれませんが、それは危険です。

ちょっと脱線しますが先日DVDで韓国ドラマを観ました。
『アチアラ』という作品です。
話の内容はさておき、そこに興味深い登場人物がいたので、その話をします。
その男は「幸せになる薬」というものを自宅で研究開発していました。

男の理屈はこうです。
みんな幸せになりたがっている。だから、幸せになれる薬があればみんな幸せになれると。
確かに僕も幸せになりたいし(今もすでにかなり幸せですが……)、あなたもそうだと思います。
ただ、その薬を使うとどうなるかというと笑顔で死んでしまうのです。

ずばりアブナイ薬です。
一時的に幸福感は得られるかもしれませんが、その結果表情は笑顔でも死んでしまったら、そこQOLは関係ありません。
確かに、人生を終える時に幸せな気持ちで笑顔でいられたら素敵ですが、それは結果論であって幸せと死がセットと考えてしまうとベクトルが大きく違ってしまうのです。

とにかくその男は、それを悪い事だと思っておらず、むしろ良い事だと信じて疑わないのです。
でも、それはその男の価値観であって、他の人がそういうことを望んでいるかというと、決してそうではないという事が重要です。
ドロドロしていて、やや怖い作品ですが、そういうものが好きな人にはお勧めなのでぜひご覧ください。