SNSの脅威⁉︎ 屈折した癒し?『ブルー・ホエール』とは?~SNSに潜む病みの扉~

ブルー・ホエイルは危険なゲームです。 インターネットなしで生活するのはほぼ無理な時代です。 つまり、危険は常に隣り合わせなのです。

僕が何故こんな話をしているかと言うと、日本にもブルー・ホエールがやって来てしまう危険性があるので警鐘を鳴らしたいのです。
もちろん、健全なメンタルを持ち、高いQOL(人生の質)を保っていられれば問題無いので怯える必要はないのですが、そうではない人たちにとっては身近な存在なのです。
だからこそ、自分だけでなく、大切な仲間を守るためにも日本でブルー・ホエールが浸透しないように、あなたに予防意識を持って貰いたいのです。

「ロシアの話でしょ。恐ロシア……」とか「中国って怪しい人がたくさんいるよね……」とか、そういう先入観や偏見だけで世界を見ている人は特に注意が必要です。

確かに、ブルー・ホエールを受け入れやすい風土があるから流行ったのでしょう。
では、日本は大丈夫と言い切れるかどうかということを少し考えて貰いたいのです。

よその国がどうかは別にしても日本は『自殺大国』だという現実から目を背けるべきではありません。
日本の死因の一位は自殺なのです。
年間300万人が自ら命を立ってしまう国なのです。

僕は日本をバッシングしたいのではありません。むしろ大好きです。
自分の生まれ故郷なのですから尚更です。
だからこそ、自分の国が如何に自殺の土壌があるかを自覚しているのです。

もしここに誰かが和訳してブルー・ホエールを持ちこんでしまったら、場合によってはロシア以上に大流行してしまう可能性だってあるわけです。

それに日本人は昔から海外の文化を受け入れたり、取り入れたりするのが得意な国ですので、特に注意が必要です。
この死のゲームが日本人にはウケないタイプだったら問題無いのですが、僕が知る限りではとっつきやすいのではないかと感じました。
むしろ、その手の世界観が好きな人はハマってしまうのではないかとさえ感じました。

 

本質を考える

とにかくブルー・ホエイルは危険なゲームです。
インターネットなしで生活するのはほぼ無理な時代です。
つまり、危険は常に隣り合わせなのです。

僕たちは対策を練る必要が出て来ます。
とはいえ、情報と言うものは生き物のようなものですので、勝手に伝播して行きます。
そこで以下の事を頭に入れて置いてくれればと思います。

①自分自身がブルー・ホエールの入り口(SNS?)を見つけてしまっても絶対に参加しない
②警察やネット問題を取り扱っている人に報告する
・「何それ?」と軽くあしらわれたら説明してあげて下さい
・危険性の理解を得られなかったら他の信頼できる人に相談して下さい
③ブルー・ホエールとの接点を発見しても誰かに教えたりしない
・「私、噂のブルー・ホエール、見つけちゃった!」等と安易に発言しない
・しつこく教えてという人がいたら、その人との関係性も考え直した方が良いです
④ブルー・ホエールという危険性を情報発信する(深入りしない程度で良いと思います)

ただ、もっと本質を考えるとブルー・ホエールが流行る可能性があるという背景には、それだけ自殺したくなるような問題を抱えている人たちが山ほどいるという事です。
もちろんブルー・ホエールが流行らなくても自殺を考える人が減るということではありません。

心身に問題を抱えている人に、悪い意味でのきっかけを与えるの1つとして、ブルー・ホエールがあるということなのです。
つまり、究極を言えばブルー・ホエールだけ対策できればOKということではなく、みんなが幸せに暮らせる生き方を提案したり、実行したり、助け合える環境を作ったりする方が重要なのです。

 

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