ココロセラピストが語る！『変化』とは？～そもそも変化しない自分なんてない～

現実を受け入れたら楽になったということです。
「嗚呼、俺の人生はもう終わったんだな……」とか、そういうことではありませんよ。
そういった負の思考パターンに陥ってしまっている方は、ぜひカウンセリングを利用して下さいね。

ストレンジは失業したこともショックだったと思いますが、科学崇拝者だったのに魔法の存在を目の当たりにしました。
それを受け入れるのも相当大変だったと思います。

でも、受け入れたからこそ彼は見事に魔法使いになれたのです。
本望では無かったかもしれませんが、自分を惨めと思いながら無様に生きているより、魔法使いの方が断然良いですよね。

僕も運良く『受け入れる』という事に気がついたので、今もこうして（持病の腰痛は時々痛みますが）ピンピンしながら楽しく生きていられるわけです。

こうやって暢気に「今回はどんな原稿を書こうかな。少しでも誰かの役に立てればいいなー……」なんて思っていられるのも、変化を受け入れたからこそかもしれないと思います。

もし、このまま「どうせ俺はヘルニアだし、仕事も無いし……」的思考で過ごしてしまっていたら確実に僕の人生は深い闇に支配されてしまっていたと思います。
今、こうしてあなたに記事を読んで戴けているコト、本当に幸せですし、感謝しています。

「ピンチはチャンス」という言葉を僕は好きではありません。
でも「ピンチをチャンスに変える権利は誰もが持っている」と思っています。
その権利を行使するかどうかは自分で決められます。

もちろん運もあると思いますが、運は自分の思考と行動も大きく影響を与えます。
これは間違いありません。

ちなみに変化によって人生が変わったのではなく、変化を受け入れたから人生が変わったのです。
これはとても大事なことです。
何故なら、変化を受け入れなかったら未来は切り開けないからです。

余程の幸運の持ち主じゃ無ければ誰かが無償の愛で永遠に尽くしてくれて思い通りにしてくれる……ということはありませんからね。
変化の始まりは分岐点なのです。

それこそ、不思議な概念で言うなら、マルチバースへの入り口なのかもしれません。
まったく違う人生になりますからね。

事故にあった事も、暴走トラックが無罪放免だったことも、警察の対応が最悪だった事も、ヘルニアになった事も、クビになったことも、どれも、まったく良いことではありませんでしたが、とにかく思うのは「生きてて良かった」ということです。

来世があるかどうかは別として、せっかくこの世に生まれて来たのですから、今の人生を極力ハッピーエンドにしたいじゃないですか。

正直に言うと、事故当時の仕事はあまり好きではありませんでした。

一応、自分でいうのもなんですが僕は真面目なので、好きでは無くても仕事は自分なりに一生懸命やっていました。
「一生懸命やれば天職になるからイヤでも辛くても逃げたくても頑張れ」という人もいます。
でも、それは個人差があると僕は思っています。

仕事のスキルはアップするかもしれませんが、だから天職というわけではありませんものね。
そう考えると、代償は大きかったけれど結果的にココロセラピストとして活動している時の方が何百倍も何千倍も楽しいです。
気がついたら、それこそ人生の質（QOL）が満たされていたのです。

誤解しないで欲しいのは、開き直ったことですべてが好転したということではありません。
以前よりデメリットやリスクが大きくなったことも当然あります。
ただ気持ちの在り方が最終的に人生の質を変えるので、その話をしているのです。

つまり、何が言いたいのかというと思いも寄らない事が起こっても、不本意に分岐点に立たされてもQOLを高める可能性は残っているということです。

「絶対ですか？」「保証してくれますか？」とか、そういう発想はこの場で捨てて下さいね。
そう思っている時点で、可能性を捨てている事と同義ですからね。
繰り返しますが、運は思考と行動が大きく影響します。

結局、それは運なのかもしれません。
もしかしたら不幸になる可能性だってありません。

でも、考えてみて下さい。
変化を受け入れても受け入れなくても、不幸になる可能性はゼロではないのです。

それに現状を維持したくても、一秒前の自分と今の自分と一秒後の自分は既に違う自分なのです。
変化が無いという概念こそが、もしかしたら幻想なのかもしれません。

だったら、常に秒単位で「どうやったら、自分の人生の質をさらに高められるだろう？」と自問自答し、行動する。
これが一番だと思うのです。

もし、独りで考えて答えが出なければ、親でも友達でもカウンセラーでも占い師でも誰でも良いので、信頼できる人に相談して見て下さい。

独りじゃない。
そう思えるだけで、未来は明るく感じられますから。