ココロセラピストが語る!『言霊』とは? ~コトバの使い方で人生は劇的に変わる!~

心を込めて「ありがとう!」と言えると、信頼度や高感度が一気に上がります。 マニュアルに書いてあるから、そう言っている……とか、それでは効果がありません。 単なる文字の羅列になってしまいます。

言葉が人生を作っている!

自分が普段口にしている言葉が、人生を作っている。
一昔前なら「そんなハズないでしょ!」とか「カルトですか?」とか思った人もいるかもしれません。

しかし、今の時代では100%信じていないまでも、何処かで「その通りかもしれない」と思っている人も増えて来たように感じます。

僕は昔、口から出る言葉の全てが否定的でした。
だから、思い返すと、幸せではありましたが、どこかで満たされていない気もしました。
しかし、ヒプノセラピスト(今はココロセラピストと名乗っています)になった頃から、言葉と潜在意識の関係が徐々にわかるようになってきました。

クライエントさんと接していても、言葉が如何に重要かを知る事ができました。
そもそもクライエントさんは悩みがあるか凹んでいるかしている状態でカウンセリングに来るので、ネガティヴな言葉が多いのは当然と言えば当然です。

しかし、カウンセリングを進めて行くうちに、クライエントさんの言葉は徐々にポジティヴなものに変化して来る事が多いです。
そもそもカウンセリングは、クライエントさんに魔法の道具を売って幸せに導いているわけでもなければ、具体的なノウハウを売っているわけでもありません。

もちろん料金だって有料です。
でも、言葉のやりとりで、クライエントさんたちはどんどん自己実現に向けて巣立って行ってくれるのです。

もちろんセラピストの言葉の選び方も重要ですが、セラピストはクライエントさんを言いくるめているわけではありません。
もちろんセラピストは言葉と潜在意識の関連性を熟知しています。

なので、自分が使う言葉次第で、与える影響力がどれだけ大きいかもわかっています。
そうしてセッションを続けて行くと、クライエントさんも言葉の使い方を無意識に学習し、使いこなせるようになって来ます。
そして最終的に巣立って行くのです。

ちなみに興味深い話をします。
先ほど、クライエントさんは悩みを抱えている人や凹んでいるからカウンセリングを受けると書きました。
しかし、これはもはや過去の話になりつつあります。
世のカウンセラーやセラピストがあることに気がついたのです。それは

「もしかしてカウンセリングって悩んでいる人だけが受けるモノじゃないのではないか?」

と。これは心を扱う業界の人たちにとっては画期的な発見だったと思います。

どういうことか説明します。
まず、カウンセリングのイメージ(先入観、思い込み)を列挙して行きます。
もしくは誰かに聞いて見ます。

すると「医療(治療)の一環?」「病院で受けるモノ?」「精神疾患の人が受けるモノ?」「頭のおかしい人(※差別です!)が受けるモノ?」「人生の負け組が受けるモノ?」という、ものすごく狭く閉鎖的なイメージを持っている人が多かったのです。

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しかし、実際はどうかというと、明らかにそれらは偏見であり誤解である事がわかります。
そもそも日本ではカウンセラーやセラピストは専門職ではありますが、そもそも業務独占の国家資格でも何でもないのです。
そういうふうに話を進めて行こうとしている団体もいますが、「そう言う人たちもいる」という話です。

カウンセラーやセラピストは数え切れないほど、種類や流派があります。
しかし、ここが重要なのですが、彼らが必ずしも医療従事者で病院勤務しているわけではないのです。

逆に言うと、スピリチュアル・カウンセラーは病院にはいません。
広い意味で解釈すれば占い師も病院にはいません。
コーチもメンタリストも病院にはいません。
もしかしたらいるかもしれませんが、それは医療従事者で、それらのスキルも持っている人たちもいると言うだけで、雇用形態は病院スタッフだと思われます。

つまり病院にいるカウンセラーやセラピストは、カウンセラーやセラピストの一部に過ぎないのです。
では考えて見て欲しいのですが、病院の規模に対してそんなにカウンセラーやセラピストはいるでしょうか。
インターネットで検索すれば一目瞭然ですが、現実は病院以外で活動している医療従事者では無いカウンセラーやセラピストの方が多いのです。

それを知らない人が多かったから、「カウンセリング=医療=病気」という固定観念が出来上がってしまったのだと思います。
だから「私、カウンセリングを受けて来た……」と言うと、心の病気なのだなと勘違いされてしまうのです。