なんとかデートに持ちこめても、潜在意識が幸せを恐がっているので、自分から相手を怒らせてしまうような事をしてしまう事さえあります。でも、それに気づかず「ほら、やっぱり、うまく行くはず無かったじゃない……」というシナリオを作ってしまうのです。
もちろん仕事でも恋愛でもある程度は警戒心は必要です。世の中には極悪非道な人たちも存在するので、被害に遭わないために気をつけるのはとても大事です。
しかし幸せ恐怖症の人は、警戒心が強くて失敗しているわけではないのです。幸せになってしまいそうなポイントに遭遇すると、わざわざマイナス方向に意識を向けてしまうのです。
本当に不運の場合は、仕方が無いと言えるかもしれません。しかし、幸せ恐怖症の人たちは自分から幸せを避けたり、壊したりしているのです。しかも一過性のモノではありませんので、気付かない限り、それはいつまでもついて回るのです。そして、ずっと幸せにはなれないのです。
原因は、いろいろありますが、幸せ恐怖症の方はおそらくそれに気が付きません。潜在意識が幸せを恐がって原因を解明する事を恐れるからです。
ただ潜在意識は、その人たちを不幸にしたいのではありません。今以上に不幸にならないために現状維持をする選択をしているのかもしれません。幸せになっても、そこから転落したらショックが大きいであろうことに対し、だったら初めから幸せに近づかない方が良いと思わせてしまったりするのです。
では、結果として幸せ恐怖症の人たちは幸せになれなくて良いのかと言うと、決してそういうことはありません。みんな幸せになって良いのです。
もし、この記事を読んで「もしかしたら、私が今まで幸せを感じられないような事ばかりだったのは、自分に問題があったから……？」と思ったら、信頼できる誰かに相談して見る事をお勧めします。
「そうかもしれないね。だって、あなたいつもチャンスがあるのに掴もうとしないじゃない？」なんて言われたら、幸せ恐怖症かもしれません。決め付けはよくありませんが、仮にそうだとしたらカウンセラーやセラピストのセッションを受けてみるのが良いかもしれません。原因や対処法がわかれば、チャンスをわざわざ逃さなくて良くなるかもしれません。
恐がらないでください。あなたは幸せになって良いのです。
遠慮しないでください。あなたは幸せになって良いのです。
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