ココロセラピストが語る!
『感情』とは?~悲しみについて語る~

悲しみの感情を自分自身が肯定してあげることで、あなたの心はあなた自身によって癒される事でしょう。
ココロセラピストが語る!<br>『感情』とは?~悲しみについて語る~

誰だって悲しい時はある!

悲しみで気分が沈んでしまう事は誰でもあり得ます。
悲しみの感情が無い人は便利な気もしますが、それはそれで問題だったりします。
自分の大切な仲間が悲しい出来事で凹んでいるのに「ん? それ、悲しいの?」なんて言おうものなら一瞬で嫌われます。
「嫌われる勇気」という言葉が独り歩きしていますが、相手を蔑にする行為は勇気ではありません。
ちなみにアドラー心理学を非難しているのではありません。
間違った「嫌われる勇気」の解釈をしないで欲しいという話です。

 

感情はとても大切な存在だ!

悲しみに限らず、人間には喜怒哀楽の感情があります。
どの感情もとても重要です。感情はちゃんと意味があるのです。
だから自分の感情を無理に否定すると、具合が悪くなります。心が病んでしまうかもしれませんし、身体に影響が出るかもしれません。
僕は別に不安を煽っているわけではありません。意味があるのに否定するから悪い結果を引き寄せてしまうと言っているのです。

どういうことかというと、感情と言うのは自分の内側から生まれて来ます。つまり自分の一部なのです。
なので、上手に対処してあげないと、自己否定をしているのと同じなのです。

 

感情とトイレ?

あまり美しい表現ではありませんが、ウ○コや、おし○こをイメージして見て下さい。
お食事中の方は、すみません。後回しで結構です……。

便意や尿意が沸々と湧きあがって来たとします。席を離れられないような状況ではない限り、普通に考えたらトイレに行きますよね。どうしても我慢できない時は学校の先生に怒られようと、会社の上司に怒られようとトイレに駆け込むと思います。何故か。出さなければならないからです。出すべきモノを出すというのは、とても重要な事なのです。

「でも、何時でも何処でも感情を出して良いわけではありませんよね?」という意見も当然あると思います。もちろんその通りです。何時でも何処でも「自然に湧き出て来た感情なんだから、外に出して良いんだよね?」なんて言っていたら、空気の読めない人と思われてしまいます。最悪の場合は軽蔑されます。人が人として生きる以上、これだけは極力避けたいところです。

これもトイレをイメージすればわかると思います。然るべき時に然るべき場所で出す分には、誰も文句は言いません。「今は、その時じゃない!」と思ったら、一旦保留します。そして後でフィードバックしてあげればいいのです。その間にその感情を忘れてしまったり、どうでも良くなってしまっていたりしたら、それはそれで良いのです。

ちなみに、よくわからない事で、もしくは些細な事で大笑いしたり、激怒したり、泣きだしたりすることを『感情失禁』(※専門用語です)と言います。失禁と言うのは俗に言う『おもらし』のことです。この言葉からもわかるように、感情と排便は、やはり昔から通ずるものがあると考えられていたのでしょう。感情が明らかにズレている、もしくは極端だという自覚があったり、誰かに指摘されたりして気になる方は、信頼できる心の専門家に相談して方が良いかもしれません。

感情を無理に抑圧すると、『心の便秘』(※専門用語ではありません)になってしまう可能性が出て来ます。

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泣いたら怒られた!

楽しい感情の時は自分だけ楽しいとか、そういうことよりも、周囲の人物も巻き込んで楽しかったり嬉しかったりするので共有しやすいです。だから比較的感情を堂々と表に出しやすいのではないでしょうか。怒りの感情は、我慢できずに外に出てしまいやすいので、それはそれで上手に出す方法を身につける必要があるかもしれません。

しかし、悲しい感情に対してはあからさまに表に出す事をよしとしない文化が未だ残っている気がします。

「人前で泣くんじゃない!」とか「なにをそんなにイジイジしてるんだ!」とか、うっかり悲しみの感情を表に出してしまったばっかりに相手の怒りの感情を引き出してしまったなどという経験もあるかもしれません。子供時代に悲しくて泣いていたら「うるさい!」なんて怒鳴りつけられた苦い思い出がある方もいらっしゃるかもしれませんね。

確かに感情は相手に対して強い影響力を持っています。自分が感情を表に出す事で、相手にも何らかの反応があります。

友達を作る時って、できるだけ楽しそうなグループに属したいですよね。楽しい感情が溢れているグループに入れば自分も楽しい感情でいられそうですよね。

逆に、メソメソしたグループというのは、積極的に関わろうとは思わないモノです。なんだか自分までメソメソしてしまいそうだからです。