ココロセラピストが語る!『一瞬で夢をかなえる方法』とは?

夢とは何なのでしょうか。 「夢とは、叶えるに値する、私にとって価値のあるモノ」だと言っても良いと思います。

小さなうちは、人生についてなんて当然深く考えていませんし、情報もそれほど持っていないので、深く考えなくても良いかもしれません。音楽家でも弁護士でも飽きるまで目指せば良いと思います。飽きずに続けられたら、それは本物の夢なのでしょう。

しかし、ちょっとここで考えた方が良い事があります。実は、その夢、本人の夢ではない場合があるのです。では誰の夢か。親の夢、という場合が多いです。

「私自身が音楽家だから、当然、子供は音楽家になりたいハズよ!」という具合に、自分の職業を子供に引き継がせるパターンです。案外気づかないものですが、それ、子供の夢ではなく親の夢なんですよね。「私の夢は子供が音楽家になるコト!」なのです。

「私は司法試験に落ちて弁護士になれなかった。だから、子供に私の夢を引き継いで欲しい!」と思って、それを子供の夢に設定してしまう人もいるかもしれません。でも、子供は親の夢を継承するために存在しているわけではありません。

というと反論する親も出て来ると思います。「子供に未来のヴィジョンを与えて何が悪いんですか!」という具合に。

決して悪くはありません。ただ、人生の選択肢の1つとして提案するくらいで良いのです。先ほどのベンツやロールスロイスの話と同じ事です。メリットをたくさん教えるのは良い事だと思います。ただ、それを望むか否かは本人の問題なのです。

「ふざけないでください! 音楽家って言うのはね、小さい頃から徹底的に練習しないと、大きくなってから始めたのとレベルの差がありすぎて手遅れになるんですよ!」

と、更に反論して来る人もいるでしょう。それも正論だと思います。だから小さい時に、興味を持つかどうか試しにやらせて見るのは良いと思います。でも、本人が望まなければ、無理にやらせても仕方がありません。本人が、音楽を楽しくて、練習の辛さや友達と遊ぶ時間が減ってしまうリスクを取ってでも、プロを目指したいと望んだのであれば、それは本当の夢です。全力で応援してあげれば良いのです。

弁護士を目指して小さい頃から勉強させるのも良い事です。ただし、弁護士になりたいと本人が思うかどうかは別問題です。仮に勉強大好きで、偏差値も高く、一流の学校に進学出来ても法学部に入りたくないかもしれません。本当は声優になりたいとしたらどうでしょう。

「それ、本気で言っているの? 声優はね、そんなに甘い世界じゃないのよ!」とか、多分、言いますよね。まさにそこが重要なのです。本気なのか否か。甘かろうが辛かろうが、関係無く実現したいことなのかどうか。これこそが本当に夢なのかどうかの見極めポイントなのです。

本人が望んでいない、叶える必要性も無いけれど、何らかの影響でそのベクトルを目指しているというモノは夢とは呼ばないのです。惰性、妥協、もしくは誰かにコントロールされているかであろうことが多いのです。

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夢を叶えると言うコト

夢を叶えると言う事は、苦労する事だと言いたいわけではありません。いばらの道を突き進む事というつもりもありません。そもそも、そういう問題ではないのです。難易度は関係ありません。
どんなに時間がかかろうとも、どんなに試練が待ち受けていようとも、その夢を実現すべく突き進みたいと思えるかどうかが大事なのです。つまり、本気で望んでいるかどうかという事です。

 

夢の方向性

夢が必ず実現するとは限りません。それは、何とも言えません。でも、やってみなければ叶うかどうかはわかりません。どんな夢でも構いません。夢があれば、どんな小さな一歩でも良いので、夢が現実に変わるように行動に移してみて下さい。

「やっぱり、私が目指していた夢ってこれじゃないかも……」とか「○○を目指していたけど××の方が、やっぱり目指したいかも!」とか思う事もあると思います。優柔不断は困りますが、それはそれで軌道修正して構わないと思います。何故なら、夢は義務では無いからです。

「以前は都会でハデに暮らすのが夢だったけど、今は否かで静かに暮らすのが夢かな……」という具合に、真逆の方向性に夢がシフトチェンジしたってまったく構わないのです。

夢はいくつもあって良いです。叶わない夢も出て来ると思います。それで良いと思います。叶わなくても追い続けて絶対に叶えるんだと思う夢は自然と残るものです。気がついたら、どうでも良くなっていたとかであれば、叶わなくても良い夢だったのかもしれません。

わかりやすく言うと、夢は覚悟があって明確であるものほど必然的に叶う確率はアップして行くものです。1%でも可能性がアップすれば、それは幸せな事です。

夢は個人のモノです。でも、同じ夢を共有する仲間もいるかもしれません。共有はしていなくても、協力や応援してくれる人もいるかもしれません。そう考えると、仲間を増やすためには、なおさら夢を具体的に語れた方が良いです。伝わらなければ理解も共感もされませんが、伝われば仲間になって貰えるかもしれないからです。

僕は、あなたに夢を叶えて欲しいと心から願っています。あなたの夢は何ですか?

 

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