ココロセラピストが語る!『芸能人と一般人の温度差』とは?

それでもそういう扱いをしてしまうには、自分自身の中に抑圧しているストレスをため過ぎているのではないかと思います。溜め込んだストレスを、直接自分と接点の無い目立つ人物を標的にして叩く事でストレスの捌け口にしているようにしか思えないのです。

少なくとも、正論だけを述べたり上から目線で助言したり「思ったから言っただけ」と公の場で言葉を選ばず意見しまくったりする人というのは友達とは言い難い気がします。

友達ではなくても、仕事仲間でも、大切な相手なら、応援したい相手なら、その人に問題があるのなら道を正してあげたいと思うかもしれないし、一方で余波を出来るだけ小さくしてあげたいと思いますよね。

もし、ビジネスとして損害が出たとしても少なくとも関係者たちの間でどうにかすれば良いだけです。彼らの大株主でも無いのなら、僕たちはあまり彼らを責める権利は無いのかなって思います。

よほど相手が嫌いで陥れたいのなら話は別ですが、自らの手を下してまで相手を陥れたいと思う相手でないのであれば、わざわざ不倫疑惑で誰かを陥れる必要はないと思います。

芸能人に話を戻して、もし自分が応援していた芸能人に不倫疑惑が上がったとして、そこで応援する価値が消えたなら応援を辞めれば良いのです。ファンが1人減る。わざわざ吊るし上げなくても、これだけでも大きなペナルティだと思います。不倫の事は残念と思うけれど、それでもまだ応援する価値があると思えば今まで通り応援してあげれば良いと思うのです。

2サインが欲しい!

芸能人が好きな人の中にはサインを欲しがる人も多いと思います。やはり自分が好きな芸能人のサインを貰うと気分的な問題かもしれませんが、その人と身近になったような気がして嬉しい気持ちになったりするものです。

しかし、残念ながら世の中にはマナー違反者も少なくありません。微妙なラインですが、特にファンではないけれど、とりあえず、せっかくだから、サインを貰っておこうという人も注意、もしくは配慮が必要です。転売できれば儲けもの、という考えも微妙だと思います。

 

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「単に自分の名前を書くだけでしょ。そんなに手間でも無いでしょうに…」と思うのだとしたら、その発想自体がナンセンスです。1秒であれ何であれ、大切な時間を自分のために使ってくれているのだと言う感謝の気持ちを忘れては相手に対して失礼です。

これも自分に置き換えれば理解できる事です。たとえば自分がコンビニのバイト店員だったとします。定刻になって帰ろうと思ったらお客さんがたくさんレジに並んでしまったらどうでしょう。「ちょっと勘弁してよ!」と心の中で思ったりしませんか。一人あたりに費やす時間は数十秒でもたくさん並ばれたら、やはり大変なのです。でも、笑顔で接しますよね。お客さんのために。そういう時は、少なからず感謝して欲しいくらいの気持になるのではないでしょうか。

時々、サイン会にいるのですが明らかに冷やかしな人も紛れこんでいます。誰かに頼まれたとか特別な事情が無い限りは、「●●さんへ」は自分の名前を言うものです。にも拘わらず、順番待ちの列で「××(アーティストの元交際相手のニックネーム)を書いてって言ったら書いてくれるかな?」なんて言いながら、一緒に並んでいる人とヘラヘラ笑いながら喜んでいるのです。

これはアーティストにも失礼ですし、純粋な気持ちで並んでいるファンに対しても失礼です。そもそも冷やかすために(?)わざわざ並ぶ心理も理解しがたいモノがあります。

 

ストレスの捌け口?

僕は芸能人ではありませんが、敢えて芸能人を擁護する意見を書きました。というのも、芸能人も各々の芸を売ってビジネスしている人たちであり、収入の上限は一般人とは確かに違いますが同じ人間だと思うのです。

彼らは決してイジメラレ役を演じて収入を得ているわけではないのです。それは、僕もあなたも同じ事です。目立つ相手だからアゲアシを取ったり冷やかしたりして良いわけではないのです。

それでもそういう扱いをしてしまうには、自分自身の中に抑圧しているストレスをため過ぎているのではないかと思います。溜め込んだストレスを、直接自分と接点の無い目立つ人物を標的にして叩く事でストレスの捌け口にしているようにしか思えないのです。

どの世界に生きているとしてもストレスはつきものです。そして、だからと言って誰かを陥れるようなストレス発散法は絶対にしてはならないのです。

どうも僕たちは攻撃的な社会に向かっている気がするのです。誰かを困らせたり陥れたりではなく、お互いが幸せに暮らせる時代を作って行きましょう。意識次第で、きっとそれは実現できます。

 

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