ココロセラピストが語る!『芸能人と一般人の温度差』とは?

それでもそういう扱いをしてしまうには、自分自身の中に抑圧しているストレスをため過ぎているのではないかと思います。溜め込んだストレスを、直接自分と接点の無い目立つ人物を標的にして叩く事でストレスの捌け口にしているようにしか思えないのです。

好きだからこそ、自分の中の良いイメージを壊したくないから、現実を知りたくないから敢えて好きなモノ、興味のあるモノを職業に選ばないという人がいても不思議ではありません。

今の時代は芸能人の養成学校のようなモノもたくさんありますし、物心つく前から自分の子供をアイドルにしようと思っている親もたくさんいるみたいです。それが良いかどうかは、お子さんの意見を尊重すれば良いとして、それでもどちらかと言えば、一般社会にいながら芸能界を客観的に観る方が良いと言う人が多いと思います。

でも、やっぱり自分は芸能人ではないけれど芸能界(もしくは特定の芸能人)にものすごく興味がある人もいます。いわゆるファンです。

 

やっぱり芸能話が大好き!?

夢を見るのは良い事ですし、願望を持つのも良い事です。頑張っている好きなアーティスト(芸能人)を応援するのも楽しいと思います。会社の話は同僚くらいしか通じないけれど、芸能話なら同じ趣味の人さえ見つければ国内外問わず仲間もいます。ファン同士で盛り上がったり、仲良くなったりするのもまた楽しいと思います。

売れっ子アイドルではなくても、地元のライブハウスにいるお気に入りのバンドを観に行くのも楽しいと思います。

行けば、芸能に携わる人たちは全力であなたを楽しませてくれます。

 

222787909

 

マナーの悪い芸能マニア?

しかし、ここからが重要なのです。芸能人は僕たちを楽しませてくれます。だからファンになるのです。では楽しませて貰っている側は上から目線で良いのだろうか。そんな疑問が頭に浮かんだ事はありませんか?

1.不倫?

芸能人に不倫疑惑が浮上したとします。仮にそれが本当だとしたら問題が無いわけではありません。不倫と言うのは当事者の中の誰かが少なからず傷つきますから。所属事務所のイメージダウンにつながるかもしれません。もしかしたらそれによって損害が出るかもしれません。

僕は不倫という行為には反対派であることはあらかじめ強調しておきます。しかし、彼らは不倫ネタで売名したいわけではないと思うのです。だから必要以上に煽ったり叩いたりしない方が良いのではないかと思うのです。

まず疑惑の段階でバッシングする人がいますが、そういう人たちは少々焦りすぎです。世の中は「疑わしきは罰せず」が原則です。芸能界は未知なる世界です。だからこそ未知なる想像の世界を繰り広げたくなる気持ちはわからなくもありません。しかしイメージだけで悪い方向に盛り上がらせようとするのは少々マナー違反な気がします。

実際に不倫をしていたとしても、あれこれ詮索するのは少々ナンセンスな気がします。ファンは自分が好きな芸能人に倫理的に良くない事をされたら悲しいと思います。しかし、ファンでも何でもなく、自分にもまったく害はないけれど、あれこれ首を突っ込んでモノ申したいというのは、あまり良い趣味とは言えない気がします。
常識や正論をかざしたくなるのはわかりますが、やりすぎると単なる個人攻撃になってしまいかねません。

自分の事ではないからこそ、から吊るしあげるのに最適。そういう発想で盛り上がっているならイジメと同じ精神構造だと思います。

そして、「芸能界は特殊だから……」と思うのもわかりますが芸能界以外でも不倫疑惑は大問題です。

週刊誌にこそ載らなくても、たとえば会社に自分の不倫疑惑がリークされたらどうでしょうか。

証拠も何もないのに、とにかく疑惑の段階で。残念ながら、その手の情報は瞬時にして社内に広まりますよね。緘口令なんて事実上効果はありません。

役職者なら事はもっと重大です。会社の経営に大きく影響します。でも、疑惑をかけられた人が親友だったら。善悪ではなく、なんとか助けたいと思いますよね。というか、そう言う時こそ本当に友達なのかどうなのかがわかると思います。