現役ママに伝えたい!ココロセラピストが語る!『将来のヴィジョン』とは?

子供たちや若者は案外、親に忠実であり素直です。だから、親のヴィジョンを植え付けてしまうと、子供たちは「それが正解なのかな……」と思い込んで、自分で正解を探すのを止めてしまいます。
現役ママに伝えたい!ココロセラピストが語る!『将来のヴィジョン』とは?

 

<小さなお子さんから思春期のお子さんがいるママへ>

今回は、将来のヴィジョンについてお話します。
将来のヴィジョンと言うと難しく聞こえるかもしれませんが、難しいことではないので安心して下さい。お子さんたちが大人になった時に、どんなふうになりたいのかというイメージのお話です。
親の願いではなく、本人の夢や目標のお話です。
最近「今の子は冷めている」とか「今の子は夢がない」とかいう言葉を耳にします。それが本当に今の子限定の話なのかどうかはわかりません。
しかし将来のヴィジョンがまるでなかったら、その子たちの人生の質(QOL)が大きく低下してしまう可能性があります。「ただ生きているだけ」ではもったいないです。
できるだけ子供たちが将来に対するヴィジョンを持ち自己実現につながるためにも、ママたちは今からするお話を意識してくれたらと思います。

 

<大人になったら何になる?>

子供の頃、将来の夢について必ず一度は考えたと思います。
僕は漫画家に憧れていました。きっかけは『ドラえもん』です。
日本人なら知らない人はいないくらい有名な作品です。
最初は純粋に作品の世界観を楽しんでいるだけで満足でした。小学校の低学年の頃、当時仲の良かった友人に『コロコロコミック』という雑誌をその友人に教えて貰いました。僕はテレビっ子(死語?)だったので、暇さえあればアニメを観ていたのですが漫画(雑誌やコミック)という存在は知りませんでした。
その時の衝撃は今でも忘れられません。それから僕は漫画が大好きになりました。
そのような流れで「漫画っていうのは、漫画家が描いているんだよ」という話になりました。この時です。僕が漫画家と言うものを夢見るようになったのは。
最近まで『トリニティWEB』で自分の記事の挿絵を描いていたのはそのような背景の延長です。
あの時、友達に漫画家と言う存在を教えて貰っていなかったら、今の僕はきっと絵を描いていなかったと思います。(※本業はココロセラピストです!)
長い話になってしまいましたが、結論を言うと存在を知った(認識した)からそこに道が出来たと言う話です。
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<信じられないような将来のヴィジョン>

若い頃、ある人と将来について語り合いました。
その人は将来、『福祉の仕事』がしたいと言っていました。当時、僕は福祉の概念がいまいち理解できていなかったので素直に「福祉の仕事って何?」と聞いてみました。
すると意外な返答が返って来たのです。
「わかりません」と。
結局、福祉とは何なのか、当時はわからずそこで終わってしまったのですが、その人は『わからない何か』を目指していたようです。時々、同じ質問をしてみたのですが答えは同じです。「私は福祉を目指しています」「でも、それが何かはわかりません」。
僕は別に福祉を目指してはいけないとは一言もいうつもりはありません。
将来、どんな未来に進みたいと願うかは個人の自由であり権利でもあります。願わくば夢を実現して欲しいと本気で思っています。ただ、「わからない」ものを本気で目指すというユニークな発想は無かったので疑問だけが残りました。

大学生の頃、違う学科の人たちに興味があって、試しに福祉系の学科の人に将来について聞いてみました。「卒業後はどんな道を目指してるの?」と聞いてみました。
すると『社会福祉士』というものを目指しているようでした。
その名称だけでは僕にはさっぱりイメージが浮かばなかったので「それなに?」と聞いてみました。
「資格だよ」という答えが返って来ました。どうやら社会福祉士というのは名称独占の資格だそうです。どうやら資格取得を目指しているようです。
でも、僕の興味はそこではありません。なので「それを取って何になるの?」と聞いてみました。すると「社会福祉士って言うのは相談員の資格なんだよ」という返答。
「相談を受ける人?誰の相談?」僕は好奇心旺盛なので相手の迷惑も考えず聞いてみました。僕の中では相談を受ける人というと幅が広すぎてさっぱり理解できなかったのです。

カウンセラーでさえ、心理カウンセラーもいれば、スピリチュアルカウンセラーもいます。化粧品カウンセラーもいれば、毛髪カウンセラーもいます。
名前こそ似ていますが、業務内容はまったく違うと思います。
でも社会福祉士というのはカウンセラーではなさそうです。
「児童相談所とか、そういうところで虐待を受けている子供を保護したりするとか、いろいろだね……」と、少々具体性を帯びて来ました。

ある時、彼らは『実習』をしなければならないと言うことを知りました。僕は懲りずに聞いてみました。「実習って児童施設とか言うところに行くの?」と言うと「違うよ。介護施設に行くんだよ」と言われました。僕は何が何だか、さっぱり理解できませんでした。

「介護?体の不自由な子供たちの相談をしに行くの?」
「ちがうよ。お年寄りの介護だよ」
「介護ってヘルパーとか介護福祉士とかがやる介護?」
「そうだよ」
「相談っていうのは?」
「わからないよ。でも介護現場で介護の実習を受けるんだよ」
「へぇ。福祉って言うのは介護のことを指すの?」
「そうじゃないよ。児童福祉とか、障害者福祉とか……」
「うん。子供の施設で相談するって話は聞いた。じゃあ、君は子供じゃなくて老人分野にシフトチェンジしたってことか。ゴメン。理解できてなくて」
「いや。老人介護に進むなんて言ってないよ。それは選択肢の1つだね」
「じゃあなんで児童施設に実習に行かないの?介護施設で介護の実習受けても相談と関係なくない?」
「受け入れ先がないんだって」
「受け入れ先がないってことは狭き門ってことだよね。つまり卒業後も児童施設で働ける可能性って少ないの?」
「そういうことだね」と言う、謎のやり取りが続きました。
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よくわからないのですが、とにかく介護実習に行ったそうです。
数名に同じ質問をしてみたのですが全員同じような返答が返って来ました。目指しているのは『介護福祉士』ではなく『社会福祉士』なのだそうです。
でも、介護の実習に行って介護のスキルを身につけて帰ってくるのだそうです。
では介護の専門家を目指している人たちは何処に何を学びに実習に行くのだろう。僕の頭には疑問が残りました。
よくわからないのですが、とにかく将来『社会福祉士』として活躍する未来に進みたいようでした。