結いの家整体院院長

早出正人(はやで まさと) さん

北海道江別市「結いの家整体院」の早出正人です。
1977年生まれ。成人してから重度のアトピーで悩まされ、さまざまな療法を試しました。現在は完治しております。

 

「私のアトピー体験と改善法」

大人のアトピー性皮膚炎が増えているそうです。
大人になってアトピーになる原因は遺伝的要素と心や体にかかるストレスと環境因子といわれています。

小さい頃にアトピーがあったり、喘息があったり、アレルギーがあったりすると大人になってアトピーを発症する可能性も高くなります。

私は幼少の頃アトピーと喘息が少しありましたのでアトピー素因は持っていたといえます。しかし、スポーツで体を鍛え、成長するにつれてアトピーはなくなっていきました。

ずっとアトピーのことなど忘れて健康に過ごしていましたが、26歳で転職し、環境が変わったことで体中に湿疹が出るようになりました。そこから数年も経たない間にアトピーで全身血だらけのドロドロになっていきました。
まだ、20代で体力もありましたので「自然に治る」ものだと思って仕事を続けていましたが、酷くなる一方でした。

その時の生活スタイルを思い出すと、時間は不規則で、労働時間が長く、睡眠時間は短く、休日が少なく、体をゆっくり休める時間はあまりありませんでした。
食事は外食や弁当などの出来合い物でした。
運動については、仕事で体を酷使しているので毎日疲れて、運動をする気にもなりませんでした。
確かに私は幼少の頃アトピーと喘息がありました。しかし、スポーツなどに打ち込んだ学生時代はまったく病気を気にすることなく過ごしていました。

つまり、遺伝的な要素に加え生活習慣や環境によって大人になってからアトピーが発症することがあるとういことを、身を持って知ったのでした。
私はアトピー性皮膚炎をきっかけに、自分自身の体と真剣に向き合いました。
仕事を辞めて、自分を癒すために整体師の仕事を始めました。
食生活も改善し、運動もよくするようになりました。

そうすることで、アトピーが治りましたといいたいのですが、それだけでは治らなかったのです。
ブツブツと湿疹が出始めてから約8年間、ステロイドを使った標準治療、その後の脱ステロイドとリバウンドを繰り返し、どんどんやつれていきました。

少しは良くなるのですが、また悪くなるという繰り返しを8年間過ごしました。
それでも、私はあきらめずに学び、経験し、挑戦し続けました。
そしてある時点でスイッチが切り替わったように治ったのです。

『どうしたらアトピーは治りますか?』

この質問にこたえるのは難しいことです。なぜなら今いる地点から、まったく違う地点に瞬間移動させる「魔法」はないからです。
今だから言えることかもしれませんが、すべてのことに意味がありムダではなく、それらを積み重ね、これ以上積み重ねられないくらいに積み重ね、一気に手放したその時、スイッチが切り替わったのです。

「爪は朝に切りますか?夜に切りますか?」
答えは「朝」です。朝は浄化の時間です。スッキリした気持ちで一日をスタートさせましょう。

1回のことで見ると取るに足らないことですが、長い人生において習慣が大きな影響を生みます。
物事の捉え方、考え方が習慣を生み、悪いクセになると、長い時間をかけて病気を呼び込むのです。
アトピーの人はアトピーのおかげで食べ物や環境など良い悪いの区別が鋭敏な感覚でできるようになっているはずです。その能力を使わない手はありません。
環境の問題、食の問題、心の問題がアトピーとなって教えてくれます。
アトピーに耳を傾けてください。
私の経験や思いを情報発信することで、たった一人のあなたがアトピーを克服し完治すること、それが次の一歩となります。
みんなで次の一歩をつなげていきましょう。

 

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アトピー改善に取組む整体師のアーユルヴェーダライフスタイル
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