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[インタビュア]
そうなんですね、溜め込んで最後の最後に出てきたんですね。
[由井学長]
開けてみたら老廃物が多いので、その老廃物の溜まった血液でも細胞分裂しなければいけないんですよ。老廃物がいっぱい多いと、異種細胞を作っていきやすくなるわけですよ。その中から癌細胞になるものも出てくるわけです。
[インタビュア]
ではこちらの学校にいらっしゃるいちばん最初にいらっしゃる生徒さんはきっとそういう考えというのを持たれてない方が多いかと思うのですけれど。
[由井学長]
始めはこのようなホメオパシー的考えを誰も知りませんよ。ですから、このパートタイム科であれば四年間かけてそれを学んでいくわけですよ。だから症状は敵ではなくて症状はありがたいという感覚を学んでいかなければいけないし、出るものはありがたい、ひききる、かかりきる、出し切るということを学んでいくわけですよ。
でも日本では明治ごろまではそうだったんですよ。同種療法だったわけですから。どの国の民間療法も同種療法ですけれど、でもいつの間にか抗生物質、「抗」なんとかが増えて、いつの間にか予防接種なんかも増えてそんな中でみんなが当たり前になったんですよ。風邪を引いたら薬をとるって当たり前になってしまった。
だから私、ゴホンといえば○○散じゃなくてゴホンといえばアンチモニウム・タータリカムとかね、ドロセラとかいっているわけです。熱が出たら○○湯じゃなくてベラドーナだよとかね。そのようにしてもっともっと熱が出たらもっともっと熱が出る花、ベラドーナがあるのでそれをとらせるわけです。そうすると自己治癒力、怠けた自己治癒力はどうしても気づかざるを得ないわけですよ。
元々熱が出ているんだけれど、おっぽり出している自己治癒力はその上にそれをとると熱がかーっとあがるもののパターンを入れることによって体があたかも熱が二倍ぐらいに上がったかのように思うわけです。そうすると自己治癒力が「ワー、私、熱じゃない、何とかしなければ」と思うわけですよ。
[インタビュア]
そこで回復に向かっていくわけですね。
[由井学長]
同種のレメディーの刺激をうけて、かかりきるんです。ひききるんです。出し切るんです。途中で止めることはできない。自分自身の自己治癒力を信じることができなければホメオパシーってなかなかできないですよね。でも私、これに染まって16年ですよ。一度も病院に行ったこともないし、薬をとったこともないわけですよ、一切。でもこんなに元気で生きているじゃないですか。今まで去年までは365日働いていましたよ。
[インタビュア]
休みなしですか。
[由井学長]
そうですね。今は月曜日休んでいますけれど。
[インタビュア]
出し切るという、じゃあ学校ではまず症状を有り難く思いましょう。そしてそれを出し切りましょうというところから教えてくださるんですか。
[由井学長]
それとマティリア・メディカというものを勉強するわけですね。それにはこういうものをとって、人体実験したらこういう症状がでたという、症状像が書かれています。それをひたすら覚えさせます。これを覚えないと患者の症状像に合わせてレメディーを選択することができません。それが三千種類あるわけですからいっぱい学ばなければいけないんですよ。風邪ひいても喉が痛くなる人もいれば風邪ひいたら下痢する人もいれば、風邪をひいたら腰が痛くなる人、などいろいろあるわけですよ。
そうするとみんな同じレメディーじゃない、同じ薬じゃないですよね。ある人が喉が痛い、ある人は腰が痛い、ある人が下痢しているわけだからレメディーは別個なわけです。だから風邪といっても何百種類のレメディーがあるわけですよ。それはその方のいちばん弱いところから出てくるわけです。
[インタビュア]
弱いところからですか?
[由井学長]
そうです。それが先祖の方々がかかって、治りきらないまま適応してあなたを産んでいるのでDNAの中に弱さ、もろさの記憶があるわけです。それをマヤズムというのですけれど、ロイヤル・アカデミー・オブ・ホメオパシー(RAH)では、このマヤズム医学というのもしっかりたっぷり時間をかけてやらされるわけです。それはかかりやすい傾向というのをひとりひとりもっているということ。どの病気でもマヤズムの分類の中に入っていくわけですよ。
このマヤズムはこの病気。この病気はこのマヤズムって。RAHはこの部分もとても得意です。また医原病といいまして、いわゆる薬や現代医学による治療からくる病気も得意です。元々リウマチがあったのね。それを、リウマチを抗炎症剤だとか、抗痛み止めだとか、とってしまったために「リウマチ」プラスアルファ「抗炎症剤病」「痛み止め病」という医原病ができあがるわけですよ。自然な病気と人工病の二つの病気を持っているわけです、この方は。 |
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