これからの時代を生きる方へ―成人の日に伝えたい事

どんなに大変でも、自分の足で立つしかないのです。 自分の足で立ち、自分自身になるからこそ、一人の人としてしっかり立っていられる相手と、安定した関係を築いていけるのです。

大丈夫。

人生は良くも悪くも、ずっと同じということはありません。

どんなにつらくても、自分が自分を捨てない限り、……いえ、自分を捨てても、自分を痛めつけるようなことをしても、人生は続いていきます。

たくさんの痛い経験をして、死にそうな目にあって、病気だらけで、全くダメダメでも、生き抜いてきた私という人もいるから、そう言えます。

もし、今いる場所がつらかったら、そこから抜け出そうとすることで、世界を広げていくことができます。

「橋をかける」参照

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人生とは、運に左右されるものでもありますが、自分で作りあげていくものでもあるのです。

人生はあなたのドアを激しくノックして、「目を覚まして! 自分らしさを手に入れて!」と言っています。

そうやって、この世界すべてがあなたを導こうとしてメッセージを送っています。

だから、あなたも大丈夫です。

 

世界は素晴らしい。

人間は素晴らしい。

 

大変な経験をすればするほど、より深く、そう思えるようになります。

この世界で、生きていきましょう。

どうか、素敵な人生を作り上げていってください。

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実は私の長女も先日、成人式を迎えました。

ずっと、娘の晴れ着姿を思って、いろいろなことを乗り越えて育ててきました。

今は事情があって、一緒に祝うことはできません。

目にすることもできませんでした。

お祝いとして、そして、子ども達の成長にかかわってくださった方たちへお礼として私ができるのは、この世でやり通そうと心に決めたこの仕事を通して、子ども達がこれから生きていく世界を、時代を少しでも良いものに変えていくことだけです。

この文章を、僭越ながら娘と同じ時代に生まれ育っている若い方たちへのはなむけとして送らせていただきます。

 

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