この身体が壊れやすいと判っていながらも求め、苦難のある人生を選び、それでも人間として生きたいと強く望んでここにいるのが私達なのです。
苦しみや悲しみがあると判っていながらも、魂達が人間として生きることを望むのはルールでも何でも無く、ただ、望んでしていること。
それは、この世界がどんなに大変でも、人間として生きることが素晴らしいと思うからです。
神々から言わせれば、不思議としか言いようがありません。
どんなに大変でもこの地球が、世界が好きだから、ここにいるのです。
この身体を持ち、誰かの頬に触れ、愛おしみ、雨に打たれ、涙を流し、風に吹かれ、ただ歩く。
どんなに大変でも人間でなければできないことがあるから、この世界を選んで生まれてきているのです。
何かの役割があるとしても、その役割が人生の全てではありません。
人間と言う生き物として、この星の自然の一部として生きる。
その生きる力を体現する。
それこそが霊的な姿なのです。
だから、その生きる姿に人は感動するのです。
そういう生き物があなたなのです。
この星の、この世界の他の全ての生き物と同じように素晴らしいのです。
それをどうか忘れないでください。
自然の癒しの力、人間の癒しの力
ふさぎ込んだ時、本当は自分と向き合い解決するのが一番なのですが、自分にはどうしようもない場合もあり、悩むでも、苦しむでもなく、ただ、心が痛む時もあります。
時が過ぎるのを待つしかない場合もあります。
自分と向かい合うだけでは駄目で、唯々癒しの力が必要な場合もあります。
そんな時、自然の力を借りるのも良いかもしれません。
自然は言葉を話さないけれど、そこにあるだけで私達に力を与えてくれます。
時には牙をむくこともあるけれど、良いでもなく、悪いでもなく、怖いでもなく、優しいでもなく、ただ、そこにあるのが自然なのです。
自然の力で、苦しんでいたら？
そんな時は、人間や生き物たちの力を借りましょう。
人間も自然の一部であり、癒しの力があるのですから。
寒い冬を超え、春に芽吹く。命をつなぐ。命を誇る。
忘れかけていたそんな本来の姿に戻れるかもしれません。
どうか、今が大変でも、負けないでください。
お互いに頑張りましょう。
《わたもり さんの記事一覧はコチラ》
https://www.el-aura.com/writer/watamori/?c=88380
