「いやなひとはくまといっしょ」―わたもりのメンタルケア講座

無理に話し合っても嫌な思いをするようなら、いっそのこと、出来るだけかかわりを持たないようにするのも一つの方法という事です。

相手には相手のそうなる理由があります。
例えばドラえもんに出てくるジャイアンには「厳しいお母さん」という背景がありますよね。
相手を正そうとするのは、相手の領域に土足で踏み込むような行為なのです。

それに、あなたの主張だけが正しいと言い切れるでしょうか?
その人の人生はその人のものであり、何をどう選ぶかは本人に権利があるのです。
それがどんなにおかしいと思っても。

だからと言っておかしいと思う事をおかしいと言ってダメでは無いのですよ。
熊が自分に向かって来たら鉄砲で打たなければいけない場面もあるでしょう。
つまりそれは「NO」と言う事。

特に明らかに法を犯すようなときは然るべき手段を取る必要もあるでしょう。
相手が法を犯していないとしても、あなたには拒否する権利があります。

ただ、それを言ったとしてもうまくいくとは限らず、却ってややこしくなる場合もあるのが現実です。

 

「だって、相手は熊だから」

話し合いは無駄だから、話し合わない。
挨拶と返事はして、表面的に波風立てず、その時だけの「いい返事」でもしてやり過ごす。
無理に戦わない。自分の心に波風も立てない。

全ての人に誠実になる必要はどこにもありません。
大事なのは、あなたの身体・心・魂が健康で幸せであることです。
一端退避して休み、エネルギーを蓄えてから、その先を考えましょう。

うまくいかなくて当たり前。
だって、相手は熊なんだから。
相手にも、生息する権利はあるんです。

これが解決方法の全てだとは言いませんが、どんな努力をしたら良いか判らないうちは、まず、今、あなたが幸せでいられる方法の一つとして、この言葉を心の片隅においてください。

メンタルコンサルティングTerraの人生波乱万丈だったカウンセラー、わたもりでした。
お電話・スカイプによるご相談も承っております。
何かでお悩みの方はTerraのHP「ホリスティック健康相談」をご参照くださいませ。

 

《わたもり さんの記事一覧はコチラ》
https://www.el-aura.com/writer/watamori/?c=88380