直感、霊感、第六感も普通にあります HSPの特徴・魂=超感覚編―わたもりのHSP講座5

表面的に装っていても、その奥の本当の感情に気が付いてしまうのです。当の本人ですら気が付いていないような本当の気持ちを見抜いてしまう事も珍しくありません。

HSPの特徴として一番よく言われるのが、今回書かせていただく魂的特徴の超感覚についてです。
他者の感情が判ってしまう。予感が当たってしまう。見えない世界のものが見える、聞こえる等々、いわゆるスピリチュアルな特性ととらえられがちな性質です。

本でも、ネット上の記事でも、そういう現象についていろいろ書かれていますが、これ、HSPにとっては割と普通のことです。

中には自分を異常と感じ、悩みを抱える方もいらっしゃるのですが、騒ぐ必要はありません。HSPなら特別な事じゃない、あって当たり前の性質なのです。

 

HSPの超感覚ってこんな感じ

普通はわからないような他者の感情に気が付いてしまいます。
表面的に装っていても、その奥の本当の感情に気が付いてしまうのです。当の本人ですら気が付いていないような本当の気持ちを見抜いてしまう事も珍しくありません。

例えばまだ小さなHSPの子が仲良さげに話している二人の中年女性を見て、「あのおばさん達、お互いに嫌いなのにどうしてニコニコして話しているの?」なんていう事があります。
親の感情を読み取ってしまい、自分の感情を横へ置いて親の感情を優先させ、素直に甘えられないHSPの子どもさんも多いです。

直感で人の本質を見抜いてしまう方もいらっしゃいます。
TerraにいらっしゃるHSPのクライアント様がカウンセラーや占い師などに出会った時に、「この人自身が人生の迷子なのに問題を解決できるわけない」と以前思った事があると話される方も多いです。

また、常に周囲の人がどこで何をしていてどう感じているかを常に感じ取っています。
自分が誰かと話していても、離れたところの人がハサミを必要としていたら、さっと手渡すぐらいのことは出来てしまいます。

周囲に怒りや妬みなどネガティブ感情を発している方がいると、それだけで具合が悪くなる事も多いです。
「サダコ的魑魅魍魎サイト」の記事に書いたような人がいる場所へは行けません。
同じ理由から人混みで具合の悪くなる方も多いです。

文章も、その奥にある悪意や、きれいな言葉でも本心から書いているのではない等を見抜いてしまい、そういう文章を脳が拒否して読めない場合もあります。
「HSPが苦手な意外なもの―読書」参照 )

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霊感がある人の割合

HSPと言うと霊能力があるかのように言われることが多いのですが、HSPでも霊感が無い人の方が多いです。
幽霊、神仏、妖怪、小人、妖精などが見える、UFOとの遭遇、幽体離脱、予知夢、金縛りなどの経験がある方は、私のHSPサポートの経験から言うとHSP全体の3割程度です。

直感などの超感覚があるゆえに、「スピリチュアル的」なのがHSPと言う研究者もいらっしゃいますが、多くのHSPのご相談を受けた私の経験から言うと、少ない方だと思います。

このスピリチュアル特性にばかり着目すると、身体や心の感覚を置き去りにすることになり、HSPを理解する妨げとなります。「そういう人もいる」程度に考えたほうが良いでしょう。