なぜ運命の人は一人じゃないのか?
何故なら、恋愛も結婚も、人生の学びのオプションかツールの一つに過ぎないからです。
人は恋愛や結婚をするためだけに生まれてくるわけじゃないのです。
前回も書いたように、その人が本来のその人らしさを知り、本来の自分になるという課題をクリアするために生まれてくるのです。
そうなるために導き手たちはありとあらゆる手段でその人の人生を揺さぶるように、様々な学びを用意します。
「自分らしさ」を手に入れるために「自己卑下の克服」や「自分の本質を知る」など、必要な課題が一段階ずつ与えられます。
それを学ぶツールが親子関係なのか、仕事なのか、お金なのか、恋愛や結婚なのかは人それぞれ。
その人が学ぶのに丁度良いものが用意されます。
時々「この人に巡り合うために生まれてきた」という幸せな恋をなさる方がいらっしゃいますが、その場合はその関係を通して、お金や相手方関係者とのトラブルとして学ぶでしょう。
運命の人が恋愛相手とは限らず、勉強や仕事などで大きな影響を受ける相手である場合もあります。
最初は簡単な学びから入って、そこで学びきれないとどんどん難しくなっていきます。
つまり、より大変になって行きます。
だって、人は大変じゃないと、自分も人生も変えようなんて思わないですから。
だから、人生という劇は幸せなことだけでは成り立たないのです。
課題が0になることはありません。
恋愛でいえばダメンズウォーカーになってしまうのは、一つの恋愛で課題をクリアできないから。
どんなに好きでも、愛していても、うまくいかないのはそういう理由があるからです。
相手がダメ男だからうまくいかないように考えがちですが(はい、私もそう思っていました ^^;)、自分がその恋愛関係において学びきれていないから、人を変えても、また同じようなダメ男にしか巡り合えないのです。
相手を変えれば変えるほど、どんどん悪い相手に出会うようになっていきます。
つまり、運命の人ってどんな人?
冒頭の例の「頑張ってもうまくいかない」のは、頑張り方が違うという事なのです。
もしかしたら、ダメなことをダメ!! という課題なのかもしれません。
そうだとしたら、その課題を与える為に、相手の方がダメな人の役を引き受けてくれているという事です。
前回、私の過去の恋愛相手は全て前世でご縁のあった方だったと書きましたが、縁が深いからこそ「悪役を引き受けてくれた」のです。
つまり、うまくいかなくても、ダメな人だったとしても、全員運命の人だったのです。
時には、自分の課題を乗り越える為に「一番我慢できない!」ことを受け入れてでも愛せるかどうかが試されます。
逆に、辛い別れを選択することで、自分を成長させる相手である可能性もあります。
「運命の人」は自分の成長次第で、幸せな関係を築ける相手にもなれば、その逆にもなりうるのです。
じゃあ、運命の人と幸せな関係を築くにはどうしたら良いのでしょうか?
その秘密が知りたいですか?
では、それは次回の記事をお楽しみに。