人間にとって最も自然なことは個人的な幸福感を目標にすることですが、それを事実として受け入れましょう。しかしそういった考えはあなたの考えや幸福感と激しく対立するかもしれません。
個人的な幸福を追求することは完璧に問題がなく、他人の貢献がなくても幸福になる能力は誰にでもあるのです。しかし時として、他人のあなたが幸せであることを自分の幸せの条件にする人が現れるかもしれません。そのような貴重な人に出会ったら、できるだけ手放さないようにするのが賢明でしょう。
自分自身の幸福のために他人に依存すること
自分の幸福のために誰かに依存することに慣れてしまうと、自分の面倒をみるために十分な努力をしなくなってしまいます。
誰かがあなたのそばにいないことに意識を集中するのではなく、自分自身に意識の焦点を合わせてください！
ある人に出会うことができたら、すべてのことが上手くいくはずだと考えるあまりに、自分の問題などを棚にあげるような惰性を正当化しないようにしてください。今、ここであなたご自身のコントロールできるのは、あなた以外にいません。「運命の人」にさえ会うことができたら自分の人生はバラ色になるだろうという考えがあると、ただその人を待つばかりで自分の人生を生きることを忘れてしまいます。
あなたの人生の中で、最も必要なのはあなたご自身であり、いつも共にいるのですから……。
周りの人がいつも元気だと思い込むこと
自分を最優先することはいいことですが、だからといって他の人の重要性を無視してもよい、ということではありません。あなたが出会う人も他人が知らない、それぞれの苦労をしているかもしれませんので可能であれば優しく、気を遣いましょう。
みんながいつでも絶好調で当たり前だとは思わないでください。問題のない人などいないのですから。共感と思いやりの心を学んでください。そして失礼さ、無関心、残酷さもあるかもしれないと心の準備をしておいてください。
しかし簡単に他人を判断することは避けましょう。みんなそれぞれの問題があり、いつも完璧でなくてもいいのですから。
自分の理想像を他人に押し付けない
私たちがどう生きるべきか、という他人の期待に沿おうとすることが、どれだけ大変でイライラすることかは誰もがよく知っていることです。しかし逆の場合にも同じことが言えるということに気が付いている人はあまりいません。
私たちは他人に対し、その人たちがどうあって欲しいかという理想を持っていたとしても、他人をその理想に合わせて変えようとし続けることはやめる必要があります。
魂として成長するには寛容さが必要ですが、それは物質的な話ではありません。自分の大事な人のそばに居ながらも、その人が自分らしくいることができるような自由を与えることで、その人たちが自由に飛ぶことのできる翼と、一緒に飛行する仲間を与えることになります。
しかしあなたが惨めな状態になることを我慢するということと、相手をそのまま受け入れるということは似ているようで違います。
他人にあなたがどうしても我慢できない性格がある場合、その人はあなたの人生の一部であるべきではない、ということです。しかし相手があなたのために変わることを期待することは、必要のないことです。
期待は自然に起こることですが、それに対応することは難しく、ほとんどの場合は面倒な状況を起こすことが多いものです。
ですので他人に期待をし始める前に、少し時間を取って分析しましょう。
他人が何かをすることを期待する前に、自分ができることはしましたか？ 相手の立場に立って考えていますか？ その人はあなたの人生にいるべき人でしょうか？
【参照】：http://unisoultheory.com/index.php/2016/08/05/stop-expecting/
《ココヘッド さんの記事一覧はコチラ》
https://www.el-aura.com/writer/wake-up-japan/?c=118390
