宇宙には未知の物質が溢れている

今から100年以上昔、宇宙を含んだすべての空間になんらかの物質が存在しているという理論がありました。その物質をギリシャ語で「アイテール」、英語で「エーテル」と呼びます。
宇宙には未知の物質が溢れている

【宇宙を構成する未知の物質】

私たち人間の体や、さまざまな物質は「原子」で作られています。同じように宇宙も原子で作られていると考えられていましたが、最近の研究によると原子で解明できるのは、「宇宙の5%にも満たない」といわれています。

では、宇宙を構成しているものはなんなのか? これに関してはまだまだ不明な点が多いのですが、便宜上「暗黒物質」というものが宇宙を構成しているのではないかといわれています。こちらは、もちろん単一のものではなく、さまざまな種類で構成されているのだそうです。

【空間を満たすエーテル】

今から100年以上昔、宇宙を含んだすべての空間になんらかの物質が存在しているという理論がありました。その物質をギリシャ語で「アイテール」、英語で「エーテル」と呼びます。

エーテルといえば、「スピリチュアルな世界ではお馴染みの用語」であり、人間の体の霊的な部分として「エーテル体」がよく取り上げられますが、もともとは、空間をみたし、光などを伝達する物質として考えられたものだったのです。

しかしながら、エーテルが存在するという証拠は発見されず、アインシュタインによって「相対性理論」が提唱されたことで、エーテルの実存性については、ほぼ否定されたのが20世紀に入ってからのことです。

それからは、仮想的な物質として、ファンタジーの用語として使われることが多かったのですが、前述のような宇宙を構成されている未発見の粒子は、エーテルと同一ではないかという声があがってきています。

【ヒッグス粒子はエーテル!?】

2013年に「ヒッグス粒子が発見された可能性が高い」として話題となりました。この粒子は宇宙誕生後に、すべての「真空を満たすように広がって、宇宙に質量を産み出した」ものとされているのですが、かなりエーテルと似た性質をもっていることがわかると思います。

現在も、ヒッグス粒子が完全に確認されたのかは議論が続いていますが、今回発見されたものは暗黒物質の一部だとしたら、現在の物理学では説明のできない粒子や力が溢れているという可能性があるということになります。

【スピリチュアルな世界では未知のエネルギーが活用されている】

スピリチュアルな世界では、前述のエーテルを初めとして、現在の物理学では認められていない力を扱うことが多くあります。その中には超光速で動くと仮定されている「タキオン」という粒子があります。こちらは、概念は提唱されているものの、未だにさまざまな実験で確認されていないだけでなく、現状の理論ではタキオンの存在を仮定すると、さまざまな原理が破綻するのです。

その一方で、タキオンのエネルギーを利用したという商品はスピリチュアルな世界では有名です。こちらは「ヒーリング効果がある」とされており、独自の手法で生産されるのだそうです。

エーテルにしろ、タキオンにしろ、疑似科学やファンタジーとして扱われてきていますが、一度は物理学に捨てられたはずの、エーテルの存在が最新の研究ではありえるようになったことを考えると、スピリチュアルな世界で扱っている目には見えないエネルギーというのが、実は、まだ発見されていない暗黒物質の一部という可能性も充分にありえるのかもしれません。

Unknown substances which constitute the universe.
Ether, which was denied in the past revives in modern physics.