オギャーっと生まれてから、人は様々な欲求を持つようになります。
それはなるべく心地よく生活したいという物質的な欲求から、心が満たされたいという精神的欲求まで様々です。
赤ちゃんの時は、
お腹すいた~
眠いよ~~
オムツ気持ち悪いよ~
ママ~~~どこ~?
主に生存本能に近い欲求を求めますよね。
少し大きくなると物質に対しての所有欲求が芽生えてきます。
おもちゃ買って~
これ僕のものだよ!
ママは僕のことをちゃんと見ててね!
少し成長して保育園、幼稚園に進む頃に友達が欲しいと思い始めるのも家族だけの世界から離れ社会性を求めてゆく第一歩なんでしょうね。
そこからさらに成長して義務教育を受けるようになると、知識欲、良い成績をとりたい等の向上心が芽生えてきます。
またスポーツなどを通して競争心も強くなってゆきます。
負けたら悔しいから1番になるんだ!……みたいな。
思春期に入ると、男の子、女の子にもてたいという異性を意識した欲求が強くなってきますよね!
精神的に親から独立したいという自立欲が芽生えてくるのもこの頃からかもしれません。
受験の頃には、人よりも優秀な成績をとって、良い学校に進学したいと思ったりもするでしょう。
そして大人になり、社会人になると金銭的な欲求がより高まってゆく傾向があります。
結婚して幸せな家庭を築きたい、子供が欲しい。そして今までの家族から自立して、自ら家庭を持ちたいと願うようにもなります。
社会の中で認められたという承認欲求も強くなり地位欲、名誉欲も次第に現れてゆきます。
壮年期に差し掛かると、社会の中での承認欲求がより強くなる傾向にあります。
人から尊敬されたい。
一角の人間として認められたいなど。
そしてより強い権力を持ちたいと願う人も多く見られるようになります。
ではなぜ人は欲求を持つのでしょうか???
それはシンプルに幸せになりたいという思いがベースにあるからです。
人は幸せを求めて生きています。
とても自然なことですよね。