自分を否定していると、変わることはできない
ところが、ここで、自分を否定する気持ちの方が大きいと、そのままを認めることができません。
今の自分の状態は、本心はともかく、頭では嫌なので、否定したくなり、認めることと否定することが同時に起こってしまいます。
「なんで青信号なのに、前に進まないんだ、ダメな奴だ」
「いつまで立ち尽くしてるんだ、いい加減動き出せ！」
「なんてトロイんだ」
そうやって、自分を責め、自分にダメ出しして、自分に暴言を吐いて、自分を否定することにエネルギーを費やすと、ますます動けなくなってしまいます。
自分を否定しても、変わることはできません。
否定するのではなくて、「このままここで立ち止まっていたい？」「戻りたい？」「どうしたい？」と自分に聞いていきたいのです。
「もう青信号だから、大丈夫だよ」
「青信号が目に入らなかったのかな？」
「道路を渡っても、いいんだよ」
「自動車が来てないか、良く見て渡れば安全だよ」
「それとも、もう行くのやめる？」
そうやって、立ち止まっている自分の心のブレーキを、心に寄り添いながら外していって、自分の本心を探してみませんか。
今の自分をダメだと言って、押さえつけることにエネルギーを浪費するのをやめて、今の自分はこうだから、こうしたいと思うことにエネルギーを使うことで、初めて変化することができるのです。
ところが、頭ではわかっているけれども、どうしても自分を否定することをやめられないという方は、霊的な影響を受けていることが多いです。
「お前なんかダメだ」「もっと責めろ！」という霊的なエネルギーが作用しているため、やめたくてもやめられないのです。
霊的なエネルギーというと、難しく感じるかもしれませんが、そういうことを言っている人がいると思って、そのエネルギーに寄り添って、「そう思うんだね。愛しているよ」と愛をかけたり、「そう思わせてしまったんだね。ごめんなさい」と謝ることで、浄化することができます。
自分を否定することをやめて、今の自分を認めて受け入れて、自分を愛していけますように。
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