新年は聴覚を使ったマインドフルネスで目覚める 宇陀羅のイタリアンスピリチュアルライフ vol.29 —年始のゆっりした時間に楽しく能力開発—

集中という意識の状態は、一つのことを深掘りしていくことで、物事を専門的に研究・分析するのには確かに必要な能力の一つとも言えます。

個人や組織・企業においてマインドフルネスを取り入れることでストレスを軽減したり、ビジョンを描く能力や創造力が向上するなど様々な能力開発に応用されはじめています。

私がマインドフルネスを始めたのは今から15年程前、はじめは、内外に起きていることに気づくという感覚に馴染めず、当時は遊びにも仕事にも忙しく、瞑想の優先順位はかなり下位でした。

仮に時間をとって座って目をつぶってみるものの集中が続かず、時間が気になってついつい、片目を開けたり、途中で寝てしまったりしたものでした。
このような状態で継続しても実生活でその違いを実感するまでにはかなりの時間がかかってしまいます。
私自身の感覚が劇的に変化したのは、声を使った瞑想を取り入れてからでした。

マインドフルネスは、今起こっていることに気づいている状態と定義されますが、その状態になるにはコツがいります。

 

まずはわかりやすくするために意識の向け方を4つに分けてみます。

①集中(1つの事柄に注意を集中する)
②俯瞰(全体像を意識する)
③覚醒(①集中力と②俯瞰力を同時に意識する)
④分散(特段、意識を向けていない状態)

現代の学校教育で求められるのは、①の集中力です。
集中という意識の状態は、一つのことを深掘りしていくことで、物事を専門的に研究・分析するのには確かに必要な能力の一つとも言えます。

ただ、集中した状態から意識を切り替える感覚をつかんでおくことも大事で、例えば、過去のある瞬間の辛い体験を深掘りし反芻したり、拘りすぎたりすることで神経症につながる可能性が高くなります。

ストレスを軽減したり、ビジョンを描く能力や創造性を発揮させるには、②の俯瞰するという意識も必要です。
別名バードビューなどと呼ばれ、鳥のようにた高く空から見るような視点を指しています。

目の前にあることに気がつきながら、同時に全体を見通せる意識の状態を③覚醒していると呼び、一流のサッカー選手などがボールや目の前の敵に集中しながらも、フィールド全体を上から見ているような体験があると語っているのは、まさに覚醒が起きている状態と言えます。

④の分散は、目的意識を持たない状態です。
脳をフル回転させている現代人には、一番難しいと同時に最も必要な時間かもしれません。
何もせず「間」をとることで神経系に新しい感覚を刻むことができるのです。

 

はじめての人でも取り組みやすくほんの15分間でもしっかりとストレス解消と能力開発につながるを方法をご紹介します。

①集中 目を閉じ、軽く口を閉じ、低い声で(オーム)とハミングを続けます。
②俯瞰 目を閉じ、外界の音を感じます。耳だけで聴くのではなく身体全体で外界の音を感じます。
③覚醒 ①と②を同時に行います。
④分散 仰向けになり、何もせず、力を抜き、目を閉じます。

①~③は、いずれも椅子などに楽に腰掛け、それぞれ15分程度から始めてみましょう。

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