鶴見明世のタロットやろっと♪ Part.7 〜どうしたらタロットを読めるようになるの?〜

まず、カードを信頼することです。カードは間違えないけれど、人間はreadingを間違える。カードが間違っている、と思っては読めません。

Tarot cardを初めて手にしたのは、中学一年生の時。

小学校の頃から、中学生になったらTarotを入手して扱えるようになろう、と思っていました。
小学生ではまだ早い。中学に入ったら。そして、人を占うのは高校生になってから。
若いと、きっとカードは読めても、内容がわからないから。
10歳くらいの頃から、そう思っていましたし、その記憶もはっきりしているのが自分でも驚きです。

高校生の頃は、学祭の時、部室の裏にブースを作って既にReading提供していました。

先生が何人も来て、恋占いをさせられて閉口した記憶があります。
その時自分には、大人の恋なんてわからなかったので……
今も、実は恋占いはあまり得意分野ではないんです。

そう言うと、とてもびっくりされますが。

私はカードを読んでいるだけで、経験から一般論をお伝えするわけではないので……

「あんた、因縁が強い家系だから。先祖が悪いんだけれど、でもあんたで償わないとならないよ。」

私はそういう、誰にでも言えるような、そしてある意味、脅しを含むようなReadingは提供いたしません。

「どうしたらTarotを読めるようになるのですか」と
よく聞かれます。

その時は、こう答えます。

「まず、カードを信頼することです。カードは間違えないけれど、人間はreadingを間違える。カードが間違っている、と思っては読めません。」

「自分の価値観と固定概念を取り払って下さい。それは何ら、意味を成しません。想像力と創造力が無いと、実はカードは読めません。そのためには、知識を増やすことが必要です。」

「事実にはこだわり、真実にはこだわらないでください。事実とは、時間空間内に既に存在し、実際に経験される出来事や存在のことです。真実とは嘘偽りがないこと、絶対の真理を指します。つまり、真実には記憶、という曖昧な要素を経る為に個人の価値観が混入する場合が少なくないからです。」

真実はいつもひとつだ、と良くアニメで聞くけれど、きっと少年になってしまった名探偵・○○○はTarot readingは出来ないだろうな……と私は思っています。

複雑な時間と事象が織りなす、その一面のみが私たちの認識に働きかけているわけです。
それらの綾を解くことが、Tarot readingなのだと思っています。
そしてそれを言語に変換する、それがプロフェッショナルの技でしょう。

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