悩みのループにはまったときの魔法のフレーズ「悩んでますけど、それが何か?」「ま、いっか」

皆様は考えても仕方のないことをいつまでもクヨクヨと考えこんでしまうことはありませんか?そんなときの対処法を提案してみたいと思います。

人は一日に6万個以上の考え事をしているそうです。「あんなこと言わなければよかった」「あのときああしとけばよかった」と過去の自分を責めることもあれば、「このままで私は大丈夫かしら?」「老後はどうやっていきていけばいいのかしら?」と未来への不安で押しつぶされそうになることもあります。そんなときは悩みの回し車から抜け出すフレーズを唱えて次のステージに移行しましょう。

 

「悩みとは?」「ズバリ芸風です!」「趣味です! 以上」

昨日、作家で天才コピーライターのひすいこうたろうさんと画家で作家のミラクルアーティスト、はせくらみゆきさんの共著「22世紀的『人生の攻略本』起こることは全部マル!」を読んでいて、「確かに!」と思い切り納得したメッセージがあったので、皆様ともシェアしたいと思います。

「ステップ1-過去(悩み)を受け入れる」で、「悩みとは?」という質問にはせくらさんは「ズバリ芸風です!」「趣味です! 以上」と答えています。
「自分が悩んでいるということ、そうなってほしいと強く望んでいること、でもそれがなかなか叶わないから、私は苦しんだよー、という自分の心をそのままに認めてあげればいいんです」「認めたら消えます」と答えています。

 

「悩みを認めても、消えない時はどうしたらいいの?」

次にひすいさんがダメ押しで「それでも、悩みが消えない時はどうしたらいいの?」と聞いたときのはせくらさんの答えが振るっていました。

それが「開き直りましょう!」「悩んでますけど、何か? って」です。

このせりふは自分の悩みを認めないと言えません。
逆に、このせりふを言ってしまうと認めることになります。
認めたうえで、次のステップに踏み出すきっかけも与えてくれます。

 

子供も魔法のフレーズを持っている!

この部分を読んでいて、私は数年前に姪がよく発していたフレーズを思い出しました。

姪が4歳くらいだったときの話です。
お兄さん(私の甥)のケーキが自分のものより大きかったとき、あるいはお兄さんが自分よりも随分多くのお年玉をもらったとき、最初はプンプン怒っているのですが、数分もしたら「ま、いっか」と言ってすぐに他のことに気持ちを移すのです。

姪がもっと小さい2歳のとき、甥の誕生日だからと私の両親が二人の孫をつれて一緒に近くのホームセンターにちょっとしたプレゼントを買いに行ったこともありました。
そのとき、甥はプレゼントを買ってもらって大喜びでしたが、誕生日をすぎていた姪は何も買ってもらえませんでした。

妹によると、姪はプレゼントを欲しくて大泣きしていましたが、しばらくすると「○○ちゃん(自分のこと)は、もう泣かない。大丈夫。もう泣かない」と一人で一生懸命つぶやいていたそうです。

姪には彼女なりの悩み解消フレーズがあるようです。
子供は頭や理屈で考えないから見えない世界の近くで生きていると言いますが、そのせいでしょうか、時に大人がビックリするような智恵を持っていますね。

姪の「ま、いっか」を聞いてからしばらく、私は悩みのループにはまりそうになると、彼女に倣って自分に「ま、いっか」と言い聞かせていました。
でも、時間がたつにつれ、その魔法のフレーズをすっかり忘れていたのです。
その間、幸いにも悩みの罠にはまるケースがなかったせいもあるかもしれません。

 

悩みのループに入ったら言葉の力を利用して!

考えても仕方ないことに時間やエネルギーを費やすのは非常にもったいないですよね。
「ま、いっか」でも「悩んでますけど、それが何か?」でも、自分に一番しっくりフレーズを見つけ、ご自身が悩みのループに入ったと気づいたときは、是非言葉の力で抜け出してください。

皆様が前向きな方向にエネルギーや時間を転換し、有意義な時間をすごされることを心より応援します。