11月25・26日に第21回日本統合医療学会が開催されます。TRINITYと縁の深い先生方が多数出演! 江原啓之さんも!

今月最終週の週末に丸2日、東京有明医療大学で第21回日本統合医療学会が開催されます。

これまで雑誌「TRINITY」やスピリチュアル情報サイト「TRINITY」でおなじみの先生方も大勢登壇されます。
TRINITY愛読者の皆様は、アロマやフラワーエッセンス、ヨガや瞑想、心理療法など、代替療法の分野に精通していらっしゃる方が多いので、統合医療にも関心がおありではないでしょうか?

 

ここで、統合医療について簡単に説明させて頂きます。

疾病を治療し症状を緩和する方法には「対症療法」「原因療法」があり、これまでの医療機関は「対症療法」を中心とした近代西洋医学が中心でした。
でも、最近は病気だけではなく、人間の心身全体を診る「原因療法」を中心とした伝統医学や相補・代替医療の必要性が叫ばれるようになってきました。

そうした中で、統合医療は、二つの療法を統合してそれぞれの特性を最大限に活かし、一人ひとりの患者に最も適切な『オーダーメイド医療』を提供しようとしています。

救命救急や外科手術など近代西洋医学でしかなしえない治療がある一方で、慢性疾患の治療や予後の療養、近代西洋医学では治療不可能と言われた症状に対して、伝統医学や相補・代替医療の有効性が数多く報告されているからです。

統合医療の目指す方向性は次のような医療を目指しています。

1)QOLの向上を目指し、患者一人ひとりに焦点をあてた患者中心の医療
2)近代西洋医学及び伝統医学や相補・代替医療従事者による共同医療(真のチーム医療)
3)身体、精神のみならず、人間を包括的に診る全人的な医療
4)治療だけでなく、疾病の予防や健康増進に寄与する医療
5)生まれてから死ぬまで一生をケアする包括的な医療
6)「尊厳ある死(Death with Dignity)」と、患者だけでなく残された遺族も満足できる「良質な最期のとき(QOD:Quality of Dying and Death)」を迎えるための医療

よく「人体は小宇宙」と言われますが、私たちの身体は私たちの理解をはるかに超えたレベルで自然界と調和し、360日24時間、動いています。
心臓も内臓も体内の60兆個の細胞も、私たちが何も指示しなくても休むことなき働いてくれています。
考えれば考えるほど、身体という自然のすごさに圧倒されます。

 

TRINITY読者が目をキラキラさせ、心躍らせるような講演やシンポジウム、ワークショップが目白押し

特別講演では「ラドン療法」「呼吸による心身の健康法」、シンポジウムでは「健康の保持増進」「自然治癒力を整える看護の力」、ワークショップでは、ダンスセラピーやヒプノセラピー、ホメオパシー、サイモントン療法といったテーマが並んでいます。

そのほか、鍼灸や手技、アロマの体験コーナーが併設されるようです。

プロの先生方に診てもらえるのでしょうか?

また、統合医療が『オーダーメイド医療』をうたっていることもあり、「がん経験者が体験した統合医療」「患者中心の医療とは?」「統合医療に携わる医療者に望むこと」「あなたが患者ならどの医療を選ぶ」など、患者目線の講演や対談もたくさん予定されています。

 

江原啓之さんの講座タイトルは「病と人生の躓きの理由」。
断捨離で有名なやましたひでこさんも登場します!

(江原啓之さん)

講師の先生方はほとんどがお医者様ですが、26日(日)の16時20分から17時50分には市民公開講座もあります。
お二人のゲストのうち、お一人が江原啓之さん。
トリニティでもおなじみですね。
そして、もうお一人がやましたひでこさん。
やましたひでこさんの講演テーマは「断捨離で日々是ごきげんに生きる知恵~出す力 出せる力~」です。

なんと、この市民公開講座は無料で入れるそうです。
ほかの講座は登録料が必要となりますが、公開講座だけは無料だそうです。
スピリチュアル好きなTRINITY読者の皆様なら、スピリチュアル界のカリスマ、江原啓之さんの講演会は外せないのでは?

やましたひでこさんは断捨離の提唱者ですが、やました先生のおっしゃる断捨離とは、ただ物を捨てて物質的に身軽になることを意味するだけではないようです。
モノへの執着を捨てることで心もストレスから解放され、スッキリするそうです。
そして本当に必要なもの、価値のあるものが浮かび上がってきます。

驚きの断捨離効果です。

(やましたひでこさん)

江原さんややましたさんが統合医療学会で講演をなさるとは、あらためて統合医療学会の懐の深さに驚かされます。

今から来週末が楽しみです。
皆様も是非26日夕方だけでも足を運んでみてくださいね!

 

第21回日本統合医療学会: http://jointconference2017.net/
参考:http://imj.or.jp/intro