スピリチュアル宮崎よりの手紙―PART12 ( 開花するみんなへの手紙 ) だれよりも、はっぴーに生きてください

どんな闇があっても、愚直なまでの「真っ直ぐさ」を最期まで選んだところに、 すべての人々が求めていた革新があります。

このせかいで最もスピリチュアルなシンジツ、平和は言葉から ー

優しさは胸の中からあふれでてくる手、繋がりはインスピレーションです。溢れる優しさの言霊だけをだいじにしていよう。つらいときでもいい。くるしく大変なときでも、あなたが、あなたの魅力でありさえすればほかにはなにもいらないから。

本当の絆は、確かに存在します。そして無償の愛は本当にあります。
そう今、私自身確信しているんです。仲間や両親、あの世で見守る人々の愛。

思い出せば―

わたしがとても迷っていた過去さまざまなときちからをくれたおばちゃんがいました。とても強くやさしく、明るく、スピリチュアルに造詣の拓けた方でした。お人よしで騙されたり迷いながら進んでいた私を よく叱咤激励して、応援してくれる、この時代なかなか出逢えないような気骨ある魂をもつ方で今でも尊敬しています。

彼女はいまガンで病院のベッドにいますが、最後に会ったとき、教えてくれたことがありました。

「 ともく~ん、なんで人間は間違いをおかすのかしってる?  それは欲や自分一人だけで生きてると思っちゃったり知識があるからなのよ〜。動物や自然はみんな神様の言うことちゃんと聞いてるから間違わないのよ。『 誰もが何かの一番 』なのよ。だから自分の大宇宙から与えられた生きざまのみを信じて、その生き方でてっぺんとればいーんだよ。だれしも神様からなにかひとつだけは最高の宝物をもらってんのよ。自分のプライドだけは、誰しも譲っちゃいけないのよ 」

「 あなたにはあなただけのプライドがあるでしょ。それ、わたしのなかにもちゃんとあるのよね。ともくん。人はみな一人一人それぞれのプライドを守って信じればいいんじゃないですか。わたしはわたしのプライド、ぜったいに譲らない。」

初心忘れるべからず―

あなたはあなたのみちをいけばいいのよ〜。そういう彼女はいつものように豪快にガハハと温かくひまわりのごとく笑い、見舞いに来たわたしをさっさと勢い良く追い返したのでした。

「 なんだ、おばちゃん元気じゃんか。ほっとした〜全く〜心配したなあ 」

そう考えひといき安堵したわたしがそのときは未熟者だったのです。彼女はその直後、また倒れて病院に担ぎ込まれたのです。あのときの笑顔のわたしへの愛に満ち溢れた渇は、ほんとは薬から来る苦痛に耐え自分のことだけでせいいっぱいのおばちゃんなりの、負けるな! という最高のファイティングスタイルだったのだとおもいます。

病院で朦朧としたなか、
「 あんたはわたしの息子だ。わたしがそう勝手にいってんのよね  笑 」

なんて余裕をみせているおばちゃんに

「なにいってんの! 僕はあなたの心の息子だよ! 」

と強くシーツをにぎり閉め、病気でみるも別人のごとくやせこけてしまった肉体を全力で抱き締めました。

看護婦さんが、「さいごに、ちゃんと話されることは?」と伺ってきたとき想いました。たしかに受け継いだ。あなたから、その「光」を継いだ。もう弱音などはけない。ここにかえってきたら、また怒られちゃうよ。かならずやその約束を果たせる者になるまではここには還れないー。

一心に眼をひらき、彼女はさいごに。

ともくん、そのみちをー!

病棟の扉を最後に開き、いろいろすっきりして、新しく生まれ変わっていました。それからというものそれ以降けして自分だけのための涙は流さないよう、振り返らないように、こころのなかで誓ったのです。素晴らしい仲間に出会えることは、人生で最良の宝物かもしれません。そして昔の神道の教えにもあるように、すべてのものにエネルギーが宿ります。

真っ直ぐな言霊の中にこそ、
まっすぐな教えもあるのかもしれないし、
まっすぐな想いの先に、
真っ直ぐな絆があると、私も信じています

どんな闇があっても、愚直なまでの「真っ直ぐさ」を最期まで選んだところに、
すべての人々が求めていた革新があります。

そして必ずや最良の世界にだれもがすすんでゆける。まっすぐすすもう。
それが私たちには必ずや出来ます。

迷いながら進む姿こそ、
誰しもが人としてがんばっている純粋さの表れなのかもしれません。

純粋な人ほど、そうやってこの世界では、自分自身のこころやあらゆる不純と闘いながら、その内側にある神聖なものに気付いてゆくために進んでいる誰しもがそんな「天使」なのです。

マザーテレサの言葉で 「どんな人と出会っても、自分の純粋さと誠実さとが自分自身を傷つけるようなことがあったとしても、それでも人を愛して、その道を貫きなさい。」というようなことばがあったと思うのですが、彼女の言葉と似ているような。最初から最後まで、私もそういうこころを暖めて変わることなく進むことが大事だな。ピュアで生きることが、宇宙そのものへたいする、いちばんの勲章なのかもしれない。

そうやって改めて、思うことがあるのです。自分から相手を好きになり、魂の奥底から微笑んで見ましょう。そうしたら世界全体が一気に花咲きます。だれしもが心の奥底から幸せな気持ちになれます。

誰しもがまったく等しく、
そういう力や能力を、
うち秘めているのではないでしょうか―。

あなた自身はです。

自分の内側にネガティブな争いごとや、未熟な想いがつよかったら、そういう人がたくさん寄ることもあります。反対として素晴らしい光があれば、人の厚意や素晴らしい希望が産む繋がりと出会うこともある。でもそのどちらもが紡ぐ手紙です。神様が宛てたあてどない手紙  ( 全生物へのラヴレター ) なんです。

一見するとわからないけれども、それらのことが最期には、最後の最後でいちばん幸せのために必要だったサクセスストーリーだった、ということに、あなた自身が目醒めていくことが出来るはずだから。

先日夢で
今のひとときが本格的になっていけばいくほど、責任が出るのじゃぞ。と示唆されていたこと、最初に持っていたそんな想いを伝えよう、という初心を大事にしなさいという意味だったのかな。とおもっています。

大きな光を集めて、そのために自分自身という名の個人が生きようとすることができたとき、そこには何百万という光の柱が結集して、なにがあってもぶれることのない、純真なまっすぐとした「 希望の通路になる 」はずだから―

さくら この先どんなことがあっても、それだけを、日本や世界で団欒や仲間内や、自分自身の中で、ほんとの意味で人が人として産まれてこられた素晴らしさを確信して、そうやって、幸せに最期を迎えられるようにとめどなくいま花咲こう。どこまでもどこまでもその物語を生きてゆく。

とめどなくずっとどこまでも咲いていきてゆきましょう!

「なにももっていなくても、だれもふりむいてくれなくても、それでも僕たちには、数え切れないほどの「ありがとうがある」。だれよりも、はっぴーに、生きてください。」

そんな最初に立てたあのときの想いを胸にまた心機一転、
はじまる春を生きてゆかなくちゃ~とおもっちゃったのでした……☆

みなさんもそんなこころに残る人との出会いや思い出はありますか? 本当に誰かから優しくされたり、愛のエネルギーを一粒だけでももらった魂は、いかなる逆境のさなかでも耐えぬく力が湧き出て全力で巻かれたオルゴールの音色のように、それはそれはとても美しいプラスの波動を世界全体へと発信し続けてゆくことができるものなのだから……

愛する読者の皆様との出会いに感謝してともくんも、一生分の感動をこれからもずっと分かち合うことができるよう祈って手紙を紡いでゆきたいな。

そうおもったのでした

by ともくん

天華さん