ともくん宮崎からの手紙―! PART.4 受け継がれる天照御魂神のちから……~前編~その2

キリスト教との関係!? 唯一の三角鳥居がある天照御魂神社

そして全国のアマテル神社をたどるうえでも、丹後の籠神社に続いて、もうひとつ皆さんにご紹介したい場所があります。

それが、京都太秦付近の木嶋坐天照御魂神社(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)です。

「お前もまたマニアックなところに行くな~」と博物館の先輩に言われましたが、ここにはすごいことに、三角鳥居といって、三面にめぐらされた不思議な形状の組み合わさった形の鳥居があります。
全国でここ唯一なんだそうです。

(真名井神社)

それに、中央部分にご祭神が降臨するとあり、一説によれば、キリスト教の影響も見受けられるのだといいます。
いまでこそアマテルの祭神名は無い神社ですが、元来から「天照御魂神」をまつっていたといわれており、その姿が隠されている特殊な神社でもあります。

(真名井神社)

 

アマテルは数多くの分身(シャドー)がいた! はじまった岩戸開き

ここでおさらいしておきたいことが、アマテルについて。
昨今スピリチュアル系の界隈では、アマテルは即饒速日や火明命のことという認識が広まっているけれど、私が知ったことでは、まず最初に、
①天の岩戸に籠ったアマテル(天照御魂神)がいて、
その本体から出た分身や孫にあたる存在が
②火明命(テルヒコ)で、
またさらに、その分神が
③饒速日(天照国照彦火明饒速日命)だということです。
これまたすっごいややこしいなあ汗

(廣田神社)

それぞれ総本社から、物部氏や海部氏など、祖先とする氏族まで実はまったく異なるし、神話や伝説も違います。
アマテルとしては同一神だけれど、完全な別人でもある。

これは、氏族の発祥がもともと違う人々が、連合したために、祖先の神をアマテルの名のもとに束ねなければいけなかった。
そのときに生まれた存在が、饒速日という別名であり、影武者(シャドー)としての制度でした。

しかし本気で神話を読み解くと、まったく真実が藪の中に葬られるかのようなことがたびたびあります。

(廣田神社)

今回伺った籠神社の海部宮司が、この矛盾を解消するために「多次元同時存在の法則」というものを、発表されました。
つまり、アマテルという神様はほんとうにすごく複雑な人物なのです。
多次元においては一緒であり、姿を変幻自在に変えて時と場合によってはフォームチェンジするということでもあります。

そして、それらはのちの時代、歴史を封印した人々によって、意図的に影武者や世襲制度ができ、アマテルを守るあるいは隠す人々が出てきた。

(廣田神社)

陰陽師なども、その流れからでた人々だったのです。
わたしも比木(火棄)神社の青龍に言われたことで、「アマテルの魂は、まだ天の岩戸に隠されておる!」ということでした。
厳密には、瀬織津姫(川の神ムカツ姫)の夫でありパートナーは、天の岩戸に引きこもってしまった初代のアマテルで、そののち、それをまもり、伝統を受け継ぐために、アマテルは饒速日という影武者たちに代々世襲されてきたのだそうです。
混乱してしまったけれど、そのことを彼女から聞いて、ともくんもすごく納得したのでした。

 

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(トップ画像/真名井神社)