KUSAKA SAVIOUR 新訳~日本神話~ PART 4 鬼が出た 後編

みなさんこんにちわ! ともくんです! ついに先日から始まりました! トリニティ連載の新しいシリーズ 古事記や日本書紀などの日本神話のさまざまな謎や真相多くの知識を得てゆけるフィクション小説 「KUSAKA SAVIOUR 新訳 ~日本神話~」第4話をお送りしたいと思います。さまざまな古代の神話の物語が現代によみがえる…… (注※物語はフィクションです。登場する人物 場所は一部の場所を除き実在のそれとは一切関係ございません。 物語としてデフォルメし対応させてわかりやすく描いてあるので続きを期待していてね♪)

「にひひ」と声が聞こえ、ひっくり返りそうになりリモコンで頭を打ったのである。

「んひー」というなにかを食っている音とともに、あの蛇が部屋の中に入ってきていた。なんじゃあいつは。

いたずらされているのか? よくわからない。

そもそもあの女の子(画廊で仲良くなった コ)すごく優しいいい子だったのに、あの蛇が出てきてから

あの子が僕に似合わない? どうしてそんなことがわかるんだよ? すごくいい子だったじゃないか?

なぜ僕のそんなところまで忠告されにゃならんのだ。

とかんがえていたら、頭の上にお茶の缶が落っこちてきた。

(おばか!)とエア音声がこだました。気がした。たぶん

気のせいだと思うが、誰もいないし

だがリアルに……
夢で立花神社のお札の裏側に、蒼い竜がいて、女の子が正座しているというものがあった。

その子の膝枕で寝ていた。

ああ快適。ああありがとう…………。

ってだれだきみはああああああああああああああ!!!!!

「神さまです☆」

ぇええええええええぇぃぇええええええええええ⁉︎

困った顔のマスオサンとぼくが意識の中でフェーズし融合した。

「だれかいわねばわからぬかぁあ?」

わからねーよ!

立花神社はバリバリの征服側の天孫族をまつる。だがこの時照彦は気づいていなかった。

その神社の彼の気づかない真横には、その神社が一つ正式に看板に書いていない神様の祠が

しっかりと石碑となり根付いてあったことを…………。

それは「水波女神」井戸はもとより、その神社の 土地の根本的な神霊であった。
つまるところ、街をつかさどる水源の起点である。

照彦は、神社で神様の名前なんてどーでもイーや! と罰当たり極まりないことを思いながら、アヘアへと祈って
その祠の女神に「そうかよしよし」と返され続けていたのである。
その水源はネットワークとなり、照彦の自宅の真横を流れる小丸川
おまる川の竜女として人々の前に姿を現す伝説となっている。
照彦は幼いころ、小丸川を便所川なのかと本気で信じ切っていた。
しかしその便所川に竜女はいた。照彦の中学時代も、ずっと見ていた。
病気中も、である。修行中はなおのこと。
ある種の怪異である。そして彼も今更気づくとは。
なんか知らず知らずのうちの友人? との未知との遭遇である
そんな実情に照彦はその後もとうとう気づくことはなかった。
だが、照彦は自分が祭ってる神のことも勉強しなかった。
その神は、あまりに普遍的に全国すべての信仰地でかつては祀られ、日本の唯一絶対神とされた。
その土地でも、中心的な存在であり、神の名前が残っていなければいけなかった。
お札がなければいけなかった。
しかし、歴史は彼女を消したのである。照彦も社会から消えた。
消された両者が、地獄の底で、草原で、一緒に弁当を食する師弟の関係になったのは、そのまた後の話であった。
何とも不思議な関係である。

その後……である。
事件が起こった。

 

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